【高知大学】サマー・サイエンスキャンプ2007

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高校生のための☆先進的科学技術体験合宿プログラム
サマー・サイエンスキャンプ2007
『科学の力で地球の未来を探る～遺伝子資源と地球環境～』

文部科学省の科学技術関係人材総合プランの施策のひとつ
「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」の一環として実施されているサイエンスキャンプ。

先進的なテーマに取り組み、最先端の研究施設・実験装置等を有する
大学・公的研究機関・民間企業の研究所が、夏休み・冬休み・春休みの３日間高校生を受け入れて、
研究開発の第一線で活躍する研究者・技術者による直接指導をおこなう、
本格的な実験や実習を主体とした、科学技術体験合宿プログラムです。

国立大学法人高知大学（総合研究センター海洋コア総合研究センター）では
『科学の力で地球の未来を探る～遺伝子資源と地球環境～』と題した、
2泊3日のプログラムを行います。

【前回の様子（サイエンスキャンプのホームページ）】

プログラム：
〈第1日目〉8月19日（日）

13：30～13：45 開講式

Aコース（海洋コアコース）
13：45～14：30 総合研究センター
　　　　　　　　　　海洋生物研究教育施設へ移動
14：30～16：30 船で採集
16：30～17：30 試料処理、観察

Bコース（遺伝子資源コース）
13：45～15：15 微生物に関する講義、
　　　　　　　　　　農学部で試料採集
15：15～17：30 培地作成、試料処理

〈第2日目〉8月20日（月）

Aコース（海洋コアコース）
9：00～10：00　講義
10：10～12：00 海洋コアの観察とX線CT解析
12：00～13：00 昼食
13：00～13：40 講義「氷河時代の海をさぐる」
13：50～15：50 微化石の抽出と実体顕微鏡観察
16：00～18：00 質量分析計による
　　　　　　　　　　酸素同位体比測定

Bコース（遺伝子資源コース）
9：00～10：00 　微生物と遺伝子資源について
　　　　　　　　　　講義
10：00～12：00 微生物の単離と観察、DNA抽出
12：00～13：00 昼食
13：00～15：20 微生物や土壌試料からのDNA
　　　　　　　　　　調製
15：30～16：30 酵素遺伝子とrDNAのPCR
16：30～17：20 遺伝子組換えについて
17：30～18：00 塩基配列解析

〈第3日目〉8月21日（火）

Aコース（海洋コアコース）
9：00～10：20 微化石の電子顕微鏡観察
10：30～12：00 測定データのまとめと総括

Bコース（遺伝子資源コース）
9：00～ 11：00 DNAデータベース探索
11：00～12：00 データのまとめと総括

A・Bコース共通
12：00～13：00 昼食
13：00～13：40 各コースの実験結果報告、
　　　　　　　　　　まとめ
13：40～14：00 閉講式

日時：

2007年8月19日（日）13：30
　　　～8月21日（火）14：00
2泊3日

会場：

国立大学法人高知大学
・総合研究センター遺伝子実験施設
URL:http://www.rimg.kochi-u.ac.jp/jge.html
・海洋コア総合研究センター
URL:http://www.kochi-u.ac.jp/marine-core/
高知県南国市物部乙200
（「高知龍馬空港」より空港バス約5分。
　JR「高知駅」より空港バス約35分。
　またはJR「後免駅」下車バス約15分）

対象：

高校の1年生から3年生に相当する、高等学校、中等教育学校後期課程（4～6学年）または高等専門学校（1～3学年）等に在籍している方　

参加費：

無料。
期間中の食事や宿舎は用意されます。
（費用はかかりません。ただし自宅から会場までの交通費については自己負担です）

※申込みが必要です。
詳しくはサイエンスキャンプホームページ
（　http://ppd.jsf.or.jp/camp/　）
をご覧になってください。

内容：

Aコース（海洋コアコース）
（1）総合研究センター海洋生物研究教育施設の船に乗船し、プランクトンと底泥の採集を行います。
（2）海洋コア（海底から採集された連続柱状試料）の観察と記載を肉眼で行います。さらに、X線CTスキャナを用いた観察を行います。
（3）コアから微化石を取り出し、光学顕微鏡と電子顕微鏡で観察します。
（4）コアから取り出した有孔虫の酸素安定同位体比を分析することで、過去の気候変動を明らかにします。

Bコース（遺伝子資源コース）
（1）農学部キャンパス内の様々な場所から微生物を採集し、それらを培養します。
（2）PCRを用いてrDNA遺伝子を増幅します。
（3）アガロールゲル電気泳動によりDNAを回収し、DNAシークエンサーを用いて塩基配列を決定します。
（4）DNAデータベースを用いて、採集された微生物の種名を調べます。

※サイエンスキャンプホームページ（　http://ppd.jsf.or.jp/camp/　）

このホームページは、高知大学広報室が作成しています。
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