高知大学地域共同研究センター 客員教授フォーラム

高知の産業育成はどうあるべきか?

−地球環境・世界情勢・大学教官気質・高知企業人を考えて−

 日本は、戦後、高度成長からバブル・失われた90年代・激動の21世紀と進んでまいりました。その間、環境問題の深刻化、冷戦の終了、国際紛争の激化、日本列島地震活動の活発化、疫病の蔓延、各界の制度疲労、財政の硬直化、中国の台頭等がある一方、IT(情報)・BT(バイオ)・NT(ナノ)等に代表される新技術の進展があり、現在はまさに流動的な世界情勢であります。
 このような情勢の中で、英米独の数々の栄誉勲章を受けられて国際感覚が鋭く環境問題専門家である上野黄先生、金融機関幹部出身で高知機械工業の先導的会社経営者であり、中国等へ進出しその情勢にも詳しい垣内敬陽社長、そして、国際的な化学プラントエンジニアリングのスーパーエンジニアで8年前に高知大学へ地域共同研究センター専任教官として赴任し産・官・学連携のフロントランナーとしての経験をしてきた内田昌克教授に登場してもらい、多角的で本音のお話しをして頂くことになりました。
 そこで、講師3人の短い基調講演と、1.5時間の討論を主体としたフォーラムを計画いたしました。より良い高知の為に、会場からの活発なご意見も多数期待しております。

主 催高知大学地域共同研究センター
日 時平成16年3月18日(木)14:00〜18:00
場 所三翠園ホテル 富士の間
参加費無料
 * 参加を希望される方は別紙参加申込書3月16日までにFAX送信してください。
1.開会の挨拶
阿万 智治 高知大学地域共同研究センター センター長

2.「地球環境・世界情勢を踏まえて、地域の産学官連携及び産業育成をどうするべきか −大学教官はこれからどういう動きをしなければならないか?−」
上野 黄 高知大学地域共同研究センター 客員教授
  株式会社エコシステム 代表取締役社長

3.「地域情勢・アジア情勢・金融情勢を踏まえて、地域の産学官連携及び産業育成をどうするべきか −企業は大学とどのように付き合えばメリットがでるか?−」
垣内 敬陽 高知大学地域共同研究センター 客員教授
  社団法人高知県工業会 副会長
  株式会社垣内 代表取締役社長

4.「大学教官気質・高知企業人よ!乾杯! −高知大学地域共同研究センター専任教官在位8年間からの提言−」
内田 昌克 高知大学地域共同研究センター専任教授

5.総合討論
パネラー 客員教授 上野 黄
  客員教授 垣内 敬陽
司 会 専任教授 内田 昌克

6.閉会の辞

《お問い合わせ先》
高知大学地域共同研究センター
TEL:088-844-8555 FAX:088-844-8556
E-mail:ichikawa@jimu.kochi-u.ac.jp