南海地震がより一層現実味を帯び、関係地域の行政や企業、また住民のみなさまにも緊張感が高まってきています。これまで幾多の南海地震を経験してきた高知県では、それぞれの組織で防災体制の整備や対策を進めていますが、目標と現状の間に隔たりがあるのも事実です。今後とも国や自治体、大学、民間が連携して地震対策に取り組むことが一層求められています。
　平成１６年から高知大学教員が事務局となって活動してきた「高知ライフライン懇談会」では、来るべき南海地震に備えて、県内の関係機関（電力，ガス，固定電話，携帯電話企業、高知市水道局、高知県危機管理課）が定期的に集って、情報交換をしながら防災対策について協議しています。
　今回「高知ライフライン懇談会」の活動の一環として、先進的な取り組みをしている静岡県のライフライン関係者による講演会を開催いたしますので、多数のみなさまがご参加くださいますようご案内いたします。

１．日　時　　平成17年11月29日（火）　14：00〜16：00

２．会　場　　メディアホール（高知大学朝倉キャンパス「メディアの森」　６階）
　　　　　　　　　　　　　　　　　朝倉キャンパス案内図　　　　大学への交通
３．講　師　　静岡県防災担当者　

４．参加費　　無料

５．対象者　　一般市民、行政関係者、ライフライン関連企業の関係者、教職員、学生

主催：高知県、国立大学法人高知大学国際・地域連携センター
後援：高知ライフライン懇談会

お問合せ先：　高知大学農学部教授　松本伸介
　　　　　　　　　　　電話　０８８−８６４−５１６９