ごあいさつ

 皆様には、日頃から高知大学に対し深いご理解並びに温かいご支援を賜り、深く感謝申し上げます。
 高知大学は、学生収容定員5,160名、6学部、1研究科(9専攻)を核とし、医学部附属病院並びに4つの教育学部附属学校・園を擁する総合大学であります。すでに4万人を超える卒業生を輩出し、教育、研究、文化・芸術・スポーツ振興、医療、地域・国際貢献を通じて地域社会とわが国さらには国際社会の持続的な発展、持続可能社会の実現に向けて、地域の国立大学に求められている公的役割を果たしております。
 なかんずく、「地域社会及び国際社会の発展に貢献しうる人材の育成と学問、研究の充実・発展を推進する」ことを建学の精神として、わが国並びに国際社会において次代のリーダーとして活躍できる卓越した人材育成を推進するために、「学生と社会に対して責任をとりうる教育」の実践並びに「国際社会の評価に耐えうる研究」を可能とする全学的な教育研究組織改革を鋭意進めており、平成27年4月に38年ぶりの新学部「地域協働学部」をスタートさせたところです。
 今後、「地域から世界へ、世界から地域へ」を新たな理念とし、現場主義に基づく地域指向型の「地域協働学部」を全学教育の幹として、これまで以上に自律的、持続的、実践的、協働的に学び活動する人材育成に邁進して参ります。「地域連携と国際化への対応」に力点を置くことで、これまで以上に鮮明な個性をもつ大学としてその使命を果たし、社会のニーズにも対応すべく新たな学生支援、教育支援、研究支援、国際交流支援などの事業を計画しているところです。
 しかし、昨今の厳しい国家財政のもとで、経済的に恵まれない学生の増加にも対応しながら上記の教育研究・社会貢献活動を推し進めることが困難な状況になり、国立大学が特色ある個性的な地域の大学として地域と共に発展するためには、競争的外部資金の獲得と自己資金の増額が求められています。高知大学がこれまで以上に自律的な組織改革、教育改革を推し進め、社会のニーズに応えつつ大学の使命を果たし、教育、研究、社会貢献を量的、質的に向上させるために、高知大学の基金として「高知大学さきがけ志金」を設立し、平成23年度から広く寄附を募っております。
 皆様におかれましては、なにとぞ本志金の主旨をご理解並びにご賛同をいただき、格別のご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。