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取組事例テーマ

黒潮流域圏の持続型社会形成に寄与する高度人材育成プログラムの実施

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フィリピンの地域コミュニティでの住民調査に関するフィールドワークの様子
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2020年度から開始された教育プログラムの概要
取組概要

 黒潮圏総合科学専攻(博士課程)では,黒潮流域に位置し沿岸域の海洋管理政策としての海洋保護区(MPA:Marine Protected Area)制度を有するフィリピンから大学院生を受け入れ,MPAやその周囲の浅海域および陸域の生態や地域コミュニティによるMPA運営の実態について,自然科学的ならびに社会科学的研究の学位指導を行なってきました。2020年度から「持続型地域社会を牽引する『環人共生』リーダー育成」をテーマとした高度人材教育プログラムが文部科学省国費留学生優先配置プログラムの下で実施し,2022年度には最終年度の入学生を迎える予定です。本取組は「4次元統合黒潮圏資源学の創成」および「黒潮圏科学に基づく総合的海洋管理研究拠点」の一環として進めてきました。

今後の展開

 2025年度までには,過去のプログラム修了生を含め,約30名に上る持続型社会形成に寄与する高度専門人材(博士)を輩出する予定です。フィリピンでは2019年に新たな資源管理制度としての漁業管理区(FMA:Fisheries Management Area)が導入され新たな局面を迎えており,修了生のより一層の活躍が期待されます。

担当者
  • 教授
    久保田 賢
    高知大学 教育研究部 総合科学系 黒潮圏科学部門
    高知大学大学院 総合人間自然科学研究科 黒潮圏総合科学専攻
  • 教授
    寄高 博行
    高知大学 教育研究部 総合科学系 黒潮圏科学部門
    高知大学大学院 総合人間自然科学研究科 黒潮圏総合科学専攻
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