氏名 | まつかわ かずつぐ 松川 和嗣 |
自己紹介 |
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所属学系部門 | 総合科学系 生命環境医学部門 | 研究者情報 |
メールアドレス | matukawa [at] kochi-u [dot] ac [dot] jp | 高知大学研究者総覧 |
ホームページ | http://akaushi-net.jp/ | |
研究紹介 | 当研究室では、高知県で独自にはぐくまれてきた和牛、土佐あかうし (褐毛和種高知系) の元気な姿を、未来の子供たちにも見てもらえるような教育研究活動をおこなっています。わずか2000頭しかいない土佐あかうしですが、放牧性、粗飼料利用性が高く暑熱に強いといった、現在和牛の主流の黒毛和種にはない優れた特性を持っています。これらの遺伝資源を確実に保存し、また、さらなる高付加価値化をおこなうといった研究をおこなっています。 | |
研究がこのように生かされています。 また、生かされることを期待しています。 |
柚子の生産日本一の高知県で産出される柚子果皮を土佐あかうしの飼料に利用することで、肉質の向上だけでなく牛のストレス低減、健全性の改善や食品としての安全性の向上、環境負荷の低減といった様々な効果を見出しています。現在、柚子果皮を給餌した土佐あかうしを「柚子だっこ」と名付け、普及・ブランド化を目指しています。 | |
社会人を対象 とした講演 |
[題目] 「家畜を使った動物バイオの先端研究」 [内容] 昨今、動物に関するバイオテクノロジーが頻繁に報道されています。しかしながら専門用語が多く、そのことが原因で分かりにくくしているのも事実です。本講演では実際の研究の場に携わっているものとして、これらの研究がどういうものでどのような役に立ち、またどのようなリスクがあるのかを解説したいと思います。 |
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高校生を対象 とした授業 |
[題目] 「ウシとヒトのかかわり」 [内容] 我々ヒトの周りには、牛たちの作り出した幾多の製品が存在しています。この数十年畜産物の消費は増加している反面、生き物としての牛の姿を目にし、触れる機会はどんどん減ってきているのが現状です。そこで本授業では、牛という動物がヒトとのかかわりのなかでどのように家畜化され、どのような生い立ちをしてきたのか解説し、その生理、生態について説明します。 |
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小学生、中学生を対象 とした授業 |
[題目] 「牛の生活」 [内容] みなさんが日ごろ食べている焼き肉、ステーキ、ハンバーグ、ヨーグルト、チーズなどはすべて牛からできたものです。この授業では、日常生活では接することのほとんどない牛について、その一生、普段の生活、どうしたら肉や牛乳を生産するかなどをお話し、身近に感じてもらおうと思います。 |
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キーワード | 土佐あかうし、保全 |