高知大学 農林海洋科学部 大学院 総合人間自然科学研究科農林海洋科学専攻

教員情報(地域連携情報)

氏名

かとう しんいちろう

加藤 伸一郎
自己紹介
所属学系部門 総合科学系 生命環境医学部門 研究者情報
メールアドレス 高知大学研究者総覧
ホームページ http://www.rimg.kochi-u.ac.jp/kato/index.html
研究紹介 大腸菌などのモデル生物を用いて、鉄-硫黄クラスター形成に関与するタンパク質群やD-アミノ酸の代謝関連酵素の遺伝子クローニングおよび発現系の構築を行っている。また、様々なストレス応答に関わる遺伝子をサブトラクション法を用いて網羅的に解析している。
研究がこのように生かされています。
また、生かされることを期待しています。
近年、様々な生物の全ゲノム塩基配列が明らかにされてきていますが、未だに機能不明の遺伝子が多く残されています。このような遺伝子を解析して機能を明らかにすることで、生命を維持するためのシステム全体がようやく理解できるようになります。このような研究を通じて得られた知見は、創薬や物質生産など様々な分野で生かされます。
社会人を対象
とした講演
[題目]
「遺伝子組換え作物の可能性と安全性」

[内容]
遺伝子組換え技術を概説するとともに、実際に市場に出回っている遺伝子組換え作物がどういったものなのかを紹介する。そして、昨今の食糧事情も踏まえながら遺伝子組換え作物が持つ可能性、安全性などの課題について解説をします。
高校生を対象
とした授業
[題目]
「有用微生物の探索と種の同定」

[内容]
我々の身の回りには目には見えませんが無数の微生物が存在しています。それらの中から、我々の生活に役立つような性質を持った微生物を選抜します。また、その微生物の遺伝子を解析することにより、種の同定を行います。実験と講義を併用する形式での実施を想定しています。
小学生、中学生を対象
とした授業
[題目]
「身の回りにいる微生物をみてみよう」

[内容]
身近なところから試料を採取してきてもらい、微生物の培養を体験してもらいます。普段見ることができない微生物を実体化するとともに、生態系において微生物が果たす役割について紹介します。
キーワード 微生物、遺伝子、遺伝子クローニング、含硫補因子、タンパク質、PCR、発現系構築