高知大学 農林海洋科学部 大学院 総合人間自然科学研究科農学専攻

就職活動Q&A

就活体験インタビュー 公務員就職

自分を育ててくれた高知県に恩返しを。
就活を経て再確認した地元への熱い思い


酒井健宏
流域環境工学コース4年(平成22年度)|高知県出身|高知県職員|4年在学時取材


酒井健宏さん

Q 就職活動を始めた時期をおしえてください。


A 公務員1本に的を絞り、大学3年の8月くらいから資格取得の専門学校に通い始め、試験の勉強や活動を行いました。


Q 公務員を目指したきっかけは何ですか。


A 僕は高知県で生まれ育ちましたが、育ったというより「高知県に育ててもらった」という思いがとても強く、地元が本当に大好きなんです。だから、高知に恩返しをしたいという気持ちがありました。高校生の頃から物理や数学が得意だったので、大学では工学の勉強をし、将来はそれを生かした土木関連の仕事に就きたいと思っていました。民間企業でも地元に恩返しすることは可能ですが、人とコミュニケーションを取ることがとても好きなので、県民の方と1対1で仕事ができる高知県職員を目指し、専門職・土木の内定をいただきました。


Q 高知大学に入ってよかったことは何ですか。


A 海があり、川があり、山があり、そして里がある。全部揃っているのが高知の魅力です。身近に自然と触れ合いながら勉強や実験ができるのは、高知大ならではですね。
また、先生との距離がとても近いと思います。勉強はもちろん大変で流域水工学研究室での論文発表も苦労しましたが、就職について専門家である先生に話を聞き、相談にものってもらいました。


Q 大学生活のエピソードを教えてください。


A 僕は小学生の頃から、よさこい祭りに参加しています。今はチームのスタッフとして、100人以上の人たちに踊りを教え、運営にも携わらせていただいています。大学時代のその経験が、僕をとても成長させてくれました。たとえば、社会にいろいろな人がいることが分かり、人付き合いについて学びましたし、チームをまとめることや共同作業の難しさも実感しました。
大学生は、自由な時間がとても多いです。勉強はもちろんしっかりやる。そして、それ以外の時間も、実はとても大事だと思うんです。僕はよさこい祭りを通し、人との交わり方、その大切さを学び、就職活動にその経験を生かすことができました。


Q 就活中に自己分析はしましたか。


A シートに何かを書き出すといったことはしていません。ただ、自分が本当にやりたいことを、順序立てて考えていました。とくに真剣に考えたのは、地方公務員と平行して志願していた国家公務員の内定をいただいた時です。高知にとどまるべきか、県外に出て日本のために働くべきか、すごく迷いました。そして考え抜いて行き着いたのが、高知が好きだ、高知のために働きたいという思いだったんです。
また就活中は、よさこい祭りを通じて出会った先輩や県庁の職員の方に、積極的に話を聞いていました。専門学校でも情報を得ていましたが、自分で現場の声を集めたことが面接でも役に立ちました。


Q 就職活動について、後輩にアドバイスはありますか。


A 一流大学であるかないかというのは、就職に全く関係ありません。大切なのは人柄です。そして、いかに自分を100%出すことができるかどうか。大学は、徐々に社会人になっていく場であると僕は思っています。その大学時代に、たくさんの人と交流して自分を磨き、それをフルに出せるよう、人付き合いを勉強してほしいと思います。


Q 今後の目標を教えてください。


A 県内各地で工事の設計や現場管理など、いろいろな業務に携わっていくことになると思いますが、県民の方と常に身近な立場にいて話を聞き、それを反映させていきたいです。また、大学では環境について学んできましたので、環境保全を取り入れたインフラの整備に取り組んでいけたらと考えています。