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高知大学学び創造センター教育企画部門学びの質保証ユニットでは、本学の教育の質保証のために、教育プログラムの研究・開発および教授法の開発を行うとともに、教育評価に必要なエビデンスを収集するための各種調査や全学的なFDの企画・実施を通して不断の教育改善をめざしています。

目的・ミッション

学びの質保証ユニットは、本学の教育の質保証の実現に向けて、各学部等と連携しながら、本学の教育課程の点検と教育面での方向性や戦略の企画・立案、等の教育の質保証の実現に向けた取組みを行い、全学的な教育改革の中核としての役割を担います。
具体的には、各学部から選出された教育ファシリテーターと共に、ディプロマポリシー・カリキュラムポリシーの点検・見直し、卒業までにすべての学生に身につけて欲しい10+1の能力に基づいた学修成果の可視化や e-ポートフォリオ・ディプロマサプリメントのさらなる活用、在学生・卒業生調査、就職先調査等の実施、アクティブラーニングの推進、教員の教育力向上のための取組み等を推進します。
このために、以下を本ユニットの主なミッションとしています。
  1. 社会が学生に求める意欲・能力に基づくディプロマ・ポリシー(DP)、カリキュラム・ポリシー(CP)、アドミッション・ポリシー(AP)の改善に関すること。
  2. 多面的評価指標による評価結果に基づく教育内容及び方法の充実に関すること。
  3. 総合的教養教育の実現に向けた共通教育及び専門教育の教育プログラムの企画・開発に関すること。
  4. ICTを活用した教育方法の開発、導入及び検証に関すること。
  5. 教員の教育力向上のための支援に関すること。
  6. 高大連携事業の推進に関すること。

組織体制

学びの質保証ユニットは、高知大学学び創造センターに設けられたユニットの1つです。学び創造センターには、教育企画部門、学生支援部門が置かれており、本ユニットは、アドミッションユニット、キャリア開発ユニットとともに教育企画部門を構成しています。
また、本ユニットは、学び創造センター専任担当教員、兼務教員、各学部から選出された教育ファシリテーターによって組織されています。これらのメンバーが構成する教育ファシリテーター会議において、教育改善に向けた全学的な方針を策定し、学部等との連携を図りながら教育改革を進めています。
さらに、ユニットのミッションを遂行するために学外の機関との連携も行っており、SPOD(四国地区⼤学教職員能⼒開発ネットワーク)のコア校として、FD・SDプログラムの企画・実施やSPODフォーラムの運営等を通じて、本学の教育力の向上とともに、四国地区の高等教育機関の教育改善にも貢献しています。また、「⼤学連携e-learning 教育⽀援センター四国」(通称、知プラe)の事業を推進するとともに、e-learning 等ICT を利⽤した教育実施⽅法等について検証・改善を⾏っています。
高大接続の面でも、高知県教育委員会、高知市教育委員会と本学が協定を結んで高知県高大連携教育実行委員会を組織し、高等学校教員と協働して高等学校の授業にアクティブラーニング、探究学習の要素を取り入れることなど、高大接続教育の深化に向けた取組を行っています。
組織図

ユニットの活動・取組

本ユニットでは、教育に関する企画・提案等を行う教育ファシリテーター会議を通じて学部等との連携を図りながら、ミッションに基づいた活動を行っています。
 

■3つのポリシーの改善

  1. 各学部等のDPの達成度の検証、カリキュラム評価とカリキュラム改善を支援するために下記の調査・分析を行う。
    ➀在学生調査(高知大学での学びと学生生活に関するアンケート)
    ②卒業生調査
    ③卒業生就職先調査
    ➃上記以外に必要と認められる学修成果、DPの達成度とCPの評価に関する調査
  2. 上記の調査に基づいて、各学部DP達成のためのカリキュラム改善・教育改善について、教育ファシリテーター会議に提案する。

■多面的評価に基づく教育内容及び方法の充実

  1. 学生の学修成果を可視化し、これを検証するために、在学生に対するアセスメントを行う。
    ①セルフ・アセスメント・シート
    ②GPS-Academic
    ③パフォーマンス評価
  2. 上記の調査に基づき、各学部及び学び創造センターの他部門と連携し、カリキュラム改善・学生支援の改善を提案する。

■総合的教養教育の実現に向けた教育プログラム(共通教育・専門教育)の企画・開発

  1. 10+1の能力を伸ばす教育プログラムの開発と検証を行う。
  2. 高知大学moodle(高知大学で用いられているe-ラーニングシステム) 上に構築された教員プラットフォームを運用し、FD・SDコンテンツの提供を行う。

■ICTを活用した教育方法の開発、導入及び検証

  1. 知プラe事業の支援を行う。
  2. e-Learning 科目の授業改善を支援する。
  3. ICTを用いた教育活動を支援する。
  4. 高知大学moodle、認証連携システム等の管理、運営、開発等の業務を、関連部局と協力しながら行う。

■教員の教育力向上に関する支援

  1. 各部局における教育改善の計画とその成果、エビデンスを取りまとめ、教育ファシリテーター会議においてこれを評価・点検する。
  2. 課題探求型授業等のプログラムの開発・実施やその評価方法の開発を行う。また、時間外学習を促進する授業の開発や、オンライン授業におけるアクティブラーニング手法、時間外学習を促す仕組みを導入した授業プログラムを開発する。
  3. 教育改善に関する全学的な調査・研究を行う。
  4. 教育改善を支援するために必要なファシリテーター・プログラム、各種セミナー、FD・SDウィークの企画・実施を行う。
  5. 新任教員研修プログラムを実施・運営する。

■高大連携教育事業

高知県教育委員会、高知市教育委員会と本学が構成する高知県高大連携教育実行委員会の事務局を担当し、高知県内の高等学校との連携により、主に能動的・主体的学習を促進するための共同研究プログラムの開発、試行、教育実施者FD研修、高大連携授業実践を実施しています。
 

高知大学教育再生加速プログラム事業(AP)

平成28年度に採択された大学教育再生加速プログラム事業(テーマV:卒業時における質保証の取組の強化)で実施した、大学教育の質保証に関する取組について、事業終了後も本ユニットで継続しています。
事業を実施した4年間の取組と成果をまとめた報告書は、こちらからご覧ください。
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