ブックタイトルpht-kochidaigakugaiyou2017_h2906_20170710_00

概要

pht-kochidaigakugaiyou2017_h2906_20170710_00

52　Outline of KOCHI University 2017 はじめに組織・役員等学部・大学院学内共同教育研究施設等教職員・学生国際交流地域連携財務キャンパス地域連携　● 各種組織との連携まち・ひと・しごと創生　高知イノベーションシステム事業Kochi University-Inside-Community Systemオープンクラス　平成28年度　Open Class 2016● 授業を一般市民に公開　講　　座　　名参加人数講座数オープンクラス第１学期延べ… 99 48オープンクラス第２学期延べ… 80 39公開講座　平成28年度　Extension Courses 2016講座名（出前公開講座）参加人数開設時間数講座名（出前公開講座）参加人数開設時間数自然と文化（芸西村） 85 7.5 自然と文化（北川村） 67 4.5自然と文化（土佐町） 97 7.5 自然と文化（香南市） 136 7.5自然と文化（大豊町） 79 7.5 自然と文化（津野町） 110 7.5自然と文化（佐川町） 118 7.5 高知大学・高知市共催公開講座71 3.0自然と文化（四万十町） 147 8.5平成28年　出前公開講座高知大学インサイド・コミュニティ・システム（KICS）事業　Kochi University-Inside-Community System高知県の大学等のキャンパスは県中央部に集中しており、遠隔地域の詳細なニーズ収集や、地域との密な情報交換に基づく連携活動を行うことが困難な状況にあります。この状況を克服するため、高知県が県内７カ所に設置する産業振興推進地域本部に高知大学サテライトオフィスを併設し、本学教員（UBC： University Block Coordinator）を常駐させ、産業振興推進地域本部に常駐する高知県地域産業振興監と共に活動することで、県と本学が一体となって隈なく地域と向き合い、地域と共に歩む役割を果たせる体制を構築します。この体制を高知大学が地域に入り込むというニュアンスを込めて、「高知大学インサイド・コミュニティ・システム」（KICS：Kochi University Inside Community System）と呼称します。　KICS では、UBC が地域産業振興監と共に県内深くに入り込み地域活動することで、多様な地域課題を収集します。それら課題は、高知県と大学との幹部級意見交換の場である「高知県地域社会連携推進本部」に持ち上げ、大学が優先して解決すべき課題を協議します。その内容は、学長直轄の「国際・地域連携推進機構」に申し送られ、優先課題は地域志向教育研究経費を活用し、学内公募することで解決にあたらせます。（高知大学インサイド・コミュニティ・システム（KICS）事業ホームページ：…http://www.kochi-coc.jp/）中小零細企業が大多数を占める高知県では、学生は県内企業の事業内容や独自技術に対する知識が無く、教育機会も少ないのが現状です。また、産業基盤が脆弱で有効求人倍率が低く、学生の就職先は県外が中心となっています。「まち・ひと・しごと創生　高知イノベーションシステム」事業では、この動きに歯止めをかけるべく、事業協働機関とともに、学生が地域を“知り”、地域と“会い”、仕事を“体験し”、“協働する”一連のプログラムを創出し、地域に対する深い理解と愛情を持った学生「地方創生推進士」を育成します。また、企業の人材育成と産学官連携を促進するプログラムを構築することで雇用創出力と採用意欲を高め、県全体の産業振興にも貢献していきます。さらに、両プログラムを連動させることで、学生に優れた社会教育機会を提供するとともに、「地方創生推進士」の県内企業との適切なマッチングを図ります。（まち・ひと・しごと創生　高知イノベーションシステム事業ホームページ：…http://www.kochi-cocplus.jp/）事業協働機関高知県立大学、高知工科大学、高知工業高等専門学校、高知県、土佐経済同友会、高知県中小企業家同友会、高知県工業会、高知県経営者協会（協力機関：高知学園短期大学）地方創生推進士マーク熱く燃える「志」を持ち、高知を変えていくイノベーター＝地方創生推進士を表現全体のフォルムが「志」という漢字になっており、下部分の「心」は高知県を表しています。上部分の火には胸に宿した熱い気持ち（種火）を、右側の２本の線には立脚するという意味合いを込めました。脇口学長から辞令を受け取るUBC の4 人