「第48回下水道研究発表会口頭発表セッション」において優秀賞を受賞 いたしました。

2011年12月9日

 大学院総合人間自然科学研究科農学専攻2年生の田中一輝さんが、第48回下水道研究発表会口頭発表セッションで 「実規模高負荷二点DO制御OD法における生物学的リン除去の年間変動特性」と題する発表を行い、優秀賞を受賞されました。

 下水道研究発表会は、昭和39年から毎年開催されている下水道界最大の研究発表会です。本年度の口頭発表301編の中で 、最優秀賞および優秀賞に選出されたのはわずか8編でした。
 選出された8編のうち社会人が5名を占める中で、 本学大学院生である田中一輝さんが優秀賞に選出されたことは、きわめて名誉なことです。

 (発表内容)
 高知大学、高知県、香南市、前澤工業、日本下水道事業団による産官学共同研究で開発した 省エネ型下水処理技術「高負荷二点DO制御OD法」の実証試験において、生物学的リン除去性能の 年間変動特性を香南市野市浄化センターで調査しました。
 その結果、開発した新技術が年間を通して 安定的かつ高いリン除去性能を有することを明らかにするとともに、リン除去に関与する微生物の 活性が夏期に低下し、秋季から冬季において回復することを示しました。また、その要因を微生物の 競合および流入負荷の観点から考察しました。




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