平成28年度高知県産学官連携産業創出研究推進事業に2件採択されました

2016年9月20日

 本学が代表機関を務める研究(総合科学系複合領域科学部門 岡村慶教授(研究代表者)・野口拓郎准教授)及び共同研究機関として参加する研究(自然科学系農学部門 宮崎彰准教授・総合科学系生命環境医学部門 松川和嗣准教授)が、平成28年度高知県産学官連携産業創出研究推進事業に採択されました。

 

【採択事業】    「持続可能な海底鉱物・エネルギー資源開発に資する海中現場観測機器・運用システムの開発」
【研究機関】 高知大学(代表機関)(岡村慶・野口拓郎)、エフコン(株)、(株)マリン・ワーク・ジャパン
【研究概要】

高知大学が先行する海中観測技術シーズと高知県企業のものづくり技術により、深海調査機器のボト

ルネックである耐圧問題を解決し、小型・軽量・安価な海中観測機器の市場展開を目指す。また、海

洋科学サービス企業の英知を結集し、海洋観測機器の開発から運用までを統合した環境調査サービ

スを上位産業へ提供する。本課題の達成により、来る海洋資源開発時代における海洋調査の中核と

なる産業の創出が期待できる。

 

【採択事業】    「食用カンナの多分野活用の研究
【研究機関】

高知県立大学(代表機関)、高知大学(宮崎彰・松川和嗣)、高知県牧野記念財団、

(株)れいほく未来 

【研究概要】

食用カンナは、ショウガ目カンナ科に属する中南米原産の大型多年草である。旺盛に繁茂する茎葉部

は、嶺北地域で生産拡大を目指している土佐あかうしの飼料として活用でき、肉質向上や飼料自給率

向上による牛肉生産コストの低減に繋がることが期待される。また、地下部には根茎が形成され、他

の植物にないデンプン粒の特性を生かした効果の強い機能性食品としての開発が期待される。本研

究では、嶺北地域に適した食用カンナの栽培体系を明らかにすることで食用カンナの茎葉部と根茎部

両方の収穫量の向上を図り、肉牛生産コストの低減と高付加価値型機能性食品の開発に繋げる。

 

 【問い合わせ】 研究推進課研究助成係

          TEL:088-844-8893 FAX:088-844-8926

          E-mail:kk04●kochi-u.ac.jp ("●"を"@"に変えて送ってください。)

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