下水道革新的技術「無曝気循環式水処理技術」導入ガイドラインが完成~標準活性汚泥法による消費電力量を53%削減!~

2017年5月2日

 高知大学では農学部門の藤原拓教授を中心として、高知市、地方共同法人日本下水道事業団およびメタウォーター株式会社とともに、国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)(※1)「無曝気循環式水処理技術実証事業」(※2)を平成26年度より進めてまいりました。その結果、水質基準を満たしながら消費電力量を一般的な下水処理法(標準活性汚泥法)の半分以下に削減できることが実証フィールド(高知市下知水再生センター)で確認できました。その成果を踏まえ、国土交通省国土技術政策総合研究所により、下水道事業者が本技術の導入を検討する際に参考にできるよう、本技術の導入ガイドライン(案)が策定されました。
 本技術は、既存の下水処理施設内に前段ろ過、散水担体ろ床、最終ろ過等からなる施設を設置して、送風機による曝気を行わずに下水処理を行う省エネ型水処理技術です。汚泥発生量の減少による維持管理費削減も期待できる低コスト技術として、今後の普及促進が期待されます。
 詳細につきましては、国土交通省ホームページをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000327.html

 

※1 新技術の研究開発及び実用化を加速することにより、下水道事業におけるエネルギー利活用の効率化やストックのLCC低減等を推進し、水ビジネスの海外展開を支援するため、平成23年度より国土交通省が実施している実証事業。公募・有識者審査により採択された革新的技術について、受託者が実規模プラントを下水処理場に設置し、コスト縮減、温室効果ガス排出量削減等の実証を行うものです。

※2「無曝気循環式水処理技術実証事業」は、国土交通省 国土技術政策総合研究所の委託研究によるもので、人口減少や財政難、技術者不足など多くの課題を抱える下水道事業の持続性確保に大きく貢献する技術であり、①電力量の大幅削減、②安定した処理水質を実現、③既存施設の改造利用が可能などの特長があります。

 

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