免疫難病センター 仲哲治教授らの研究グループが日本初の、潰瘍性大腸炎及びクローン病における病態把握の補助となる血清バイオマーカー(LRG)について承認取得しました

2018年9月11日

 免疫難病センター 仲哲治教授らの研究グループは、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の疾患活動性マーカーとしてロイシンリッチα2グリコプロテイン(LRG)を開発し、実用化に向けて「炎症性腸疾患の疾患活動性評価の血清バイオマーカー」を企業と共同開発を行ってきました。臨床性能試験の結果、炎症性腸疾患の疾患活動性を評価する上で血清LRGが有用であることが認められたため、2016年3月31日に厚生労働省に体外診断用医薬品として製造販売承認申請を行い、2018年8月21日付けで製造販売承認を取得しました。
 今回、血清LRGの測定が承認されたことにより、血液検査による炎症性腸疾患の迅速な活動性評価が可能となります。

 詳しくは医学部ホームページをご覧ください。

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