◆人文社会科学系教育学部門朝岡寛史講師らの論文が「Developmental Neurorehabilitation」に掲載されました

2021年8月31日

 人文社会科学系教育学部門の朝岡寛史講師らの研究グループが、発達障害のひとつである自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder; 以下, ASD)児における直示動詞「行く/来る」の適切な使用を促す条件の一端を同定し、その研究成果がTaylor & Francis社オンライン雑誌「Developmental Neurorehabilitation」に掲載されました。

 今回の研究により、ASD児に直示動詞の適切な使用を促進させるには、質問者が質問に応じた位置関係に並び動きを注視させ、質問者の動きに同期(シンクロ)させることが有効であると考えられ、今後、ASD児のトレーニングへの活用が期待されます。


<論文名>Improving the Use of Deictic Verbs in Children with Autism Spectrum Disorder

<和 訳>自閉スペクトラム症児における直示動詞使用の改善

<著 者>朝岡寛史・馬場千歳・藤本夏美・小林千紗・野呂文行 

 

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