◆JICA「草の根技術協力事業」のキックオフミーティングを開催しました

2021年9月7日

 国際協力機構(JICA)が実施している「草の根技術協力事業」において、本学が提案した「住民参加で行う低コスト型蛇籠護岸の普及と河川防災活動支援事業」が採択され、令和3年8月18日(水)にJICA、本学及び参画機関によるキックオフミーティングをオンラインで開催しました。

 ネパールの中山間地域は、急峻な地形で形成されているため地震や豪雨による斜面災害が多発しており、これまで多くの人命や生活基盤が失われてきました。そこで本事業では、ネパールの現地技術者に対し、高知県の防災対策と高知大学の知見を活かした河川氾濫などの対策となる防災蛇籠の設計・施工技術の移転を行います。また、日本及びネパールの技術者が協働して、ハザードマップ作成など防災についての各種啓蒙活動を現地住民とともに実施することにより、現地住民による持続的かつ自律的な防災活動の体制構築を目指すものです。

 当日は、プロジェクトマネージャーを務める高知大学防災推進センターの原教授とカウンターパートのPratap氏(現地NGO代表)から本事業についての概要と今後の展開が説明されました。キックオフミーティング終了後の質疑応答では多数の質問があり、本事業への関心の高さが伺えました。

 

 

キックオフミーティングの様子.jpg 事業概要の説明を行う原教授.jpg

原教授(右から3人目)、JICA四国センター小林所長(左から2人目)及びプロジェクトメンバー.jpg

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