◆医学部薬理学講座の清水孝洋准教授が、第42回日本臨床薬理学会学術総会において優秀演題賞を受賞しました。

2022年1月18日

 医学部薬理学講座の清水孝洋准教授が、令和3年12月9日~11日に開催された第42回日本臨床薬理学会学術総会において、優秀演題賞を受賞しました。

 本賞は、一般演題(ポスターセッション)の中で、審査員から高い評価を受けた演題に贈られるものです。

 清水准教授は、同講座の齊藤源顕教授と総合人間自然科学研究科医学専攻3年のZou Suoさんらとともに、ガス状伝達物質の硫化水素H2Sが膀胱における内因性弛緩因子であることを明らかにしてきました(Zou S et al., Neurourol Urodyn 2018;37:2519-2526)。

 本演題は、高血圧持続に伴う排尿障害発症にはH2Sによる膀胱弛緩反応の減弱が関与している可能性を示唆するものであり、排尿障害発症の新規メカニズム解明に繋がることが高く評価され、今回の受賞に繋がりました。

 

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【演題名】自然発症高血圧ラットにおいて硫化水素による膀胱弛緩反応は週齢により異なる

 

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