◆科学技術振興機構「創発的研究支援事業」に自然科学系理工学部門の長谷川精准教授の提案課題が本学で初めて採択されました
科学技術振興機構(JST)の創発的研究支援事業において、自然科学系理工学部門の長谷川精准教授が提案したプロジェクトが採択されました。
本事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・複合的な多様な研究の支援を行っており、本学(教員)の提案課題の採択は今回が初めてです。
・自然科学系理工学部門 准教授 長谷川 精
研究課題名「年稿から探るティッピングポイントを超えた温室期の気候安定性」
【研究概要】
大気CO2排出に伴う温暖化により、地球環境は極端に温暖な気候状態「温室地球」にジャンプする可能性が危惧されています。温暖化後の気候は暑いだけで安定しているのか、それとも気象災害が頻発する状態になるのか、見極めておく事が重要です。
本研究では年稿(ねんこう)を含む特殊な湖の地層を対象とし、「温室地球」の状態だった始新世や白亜紀の気候安定性を季節変動~十年の時間スケールで解読し、近未来の気候予測に貢献することを目指します。
創発的研究支援事業の採択結果はこちら
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