2017年6月3日 国際連携推進センター主催講演会及びワークショップ「留学生と地域との交流」を開催

2017年6月3日

 6月3日(土)に、高知大学国際連携推進センター主催の「留学生と地域との交流」をテーマとした講演会及びワークショップが行われました。学校法人エール学園理事長の長谷川惠一氏を講師としてお招きし、「グローバル人材としての留学生教育と就職支援」を演目としてお話頂きました。当日は県内外から日本語教育に関わる方々のほか、留学生、日本人学生、高知大学教職員が参加しました。
 講演会では、留学生の就職を希望する学生がほぼ100%就職しているというエール学園で取り組まれている3種類のインターンシップ活動について説明がありました。「なりたい自分、つくす自分」をミッションとして掲げる同学園では、まず社会貢献型インターンシップと呼んでいる地域のボランティア活動に留学生が参加し、「つくす自分」を経験することをベースとして、「なりたい自分」を実現するために、キャリアアップ型インターンシップ、採用選考型インターンシップと段階を踏むことで企業と留学生のミスマッチを防ぐことが重要との経験に基づく事例提供がありました。
 ワークショップでは「日本文化を理解するための留学生ボランティアワーク」というタイトルで、留学生が日本企業に就職する為のインターンシップや地域イベントのサポート、企業とのつながりを構築する大学や日本語学校等の取り組みや工夫についてのディスカッションが行われました。エール学園では留学生に対してメンター教育を実施しており、教師とは別にメンターとなるスタッフを配置し、学業面だけではなく、就職につながるようサポートしているといった興味深いお話がありました。それに対し参加者からメンターと教師との役割分担、メンターと一人あたりの留学生数についての質問等が寄せられました。
 今回の講演会及びワークショップの参加者からは、「メンター教育、インターシップについての内容はとても興味深かった」(日本語教員)、「日本で就職したい者として大変役に立つ内容であった」(留学生)、「地域と密に連携を取って留学生の就職支援を行う姿勢に感動した」(日本人学生)、「留学生の日本語教育→地域交流→就職へつなぐ取組みは大変参考になった」(日本語教員)等の感想が寄せられました。

 

 

講演会の様子

        <講演会の様子>

講師 長谷川惠一 エール学園理事長

   <講師 長谷川惠一 エール学園理事長>

ワークショップの様子
<ワークショップの様子>

 


 

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