医学科4年生 清水元就くん(発表者)、入澤里桜さん、城可方さん、丹羽美貴さん、山中凪佐さん(先端医療学コース)が、2019年6月に香川県県民ホールで開催された第114回日本循環器学会中国・四国合同地方会において行った口演発表、「左室心室瘤の心電図所見は原因疾患の判別に有用である」が若手研究者奨励賞に選ばれ表彰されました。 (詳細は 第114回日本循環器学会中国・四国合同地方会ホームページへ http://e-g.co.jp/jcs114/) 本学会では学部学生が発表すること自体が珍しい状況ですが、そのなかで質の高い発表を行い受賞に至りました。受賞した発表では、左室心室瘤の原因疾患においてある特徴的な心電図所見(V3誘導の異常Q波の存在とIII誘導の陰性T波の存在)を確認することで疾患鑑別に有用であることを報告しました。今回受賞した5名は、まだ不慣れな心電図読影に積極的に取り組み、このような臨床指標を同定したことはきわめて素晴らしい功績と言えます。今後のさらなる活躍が楽しみです。
表彰式の様子