医学部医学科の『先端医療学コース』履修生 小山 毅さん(4年生、学際的痛み治療研究班所属)が、平成27年11月14日に開催された第22回日本静脈麻酔学会において行った発表、「全身炎症関連認知機能障害に対するデクスメデトミジンの効果」が最優秀演題賞に当たる「JSIVA賞」に選ばれ表彰されました。 小山さんは、麻酔科学・集中治療医学講座 横山 正尚教授の指導のもと研究をおこなっており、受賞した発表では、最近問題となっている全身炎症後の認知機能障害の病態機序に神経炎症が重要な役割を果たすこと、その過程をα2 アドレナリン受容体作動性鎮静薬であるデクスメデトミジンが抑制する可能性を報告しました。