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  2019年8月に高知市文化プラザかるぽーとで開催された第23回日本がん免疫学会総会において、医学科4年生 山本快亮さんが筆頭演者として行なった発表「Cross-presentation by ECs augments anti-tumor responses in targeting a natural tumor antigen in prostate cancer」が、若手研究奨励賞に選ばれました。

  本大会では、若手研究奨励賞対象演題は40題あり、全て口頭発表とポスター発表の両方が行われました。演者のほとんどは大学院生またはポストドクターの研究者により行われましたが、山本さんは質の高い口頭およびポスター発表を行い、受賞に至りました。発表では、担癌マウスモデルを用いて、殺細胞性がん療法に加えて血管内皮細胞の抗原提示能力を促進すると、がん免疫療法の効果を高めることができることを示しました。免疫チェックポイント阻害剤と将来併用も可能である、新たな原理に基づいたがん免疫療法として期待されます。今後、一層の活躍が楽しみです。

   





     

 
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