医学部医学科の『先端医療学コース』履修生 石橋知明君(4年生、情報医療部門メ
ディカルデータマイニング研究班所属)が、平成24年11月に開催された第32回医療情報
学連合大会において行った発表、「境界型糖尿病の早期発見のための検査データの網
羅的探索」が研究奨励賞に選ばれ、平成25年6月21日に開催された第17回 日本医療情
報学会春季学術大会 (シンポジウム2013) で表彰されました。
医療情報学連合大会は3000人規模の参加者がある学術集会です。「研究奨励賞」は、
300題ほどの演題の中から35歳以下の若手研究者の優れた発表3演題にのみ授与される
名誉な賞です。
受賞した発表では、本学医学部の匿名化研究用データベースに30年間蓄積された膨
大なデータを用いて、複数の一般的な検査を組み合わせることにより、いわゆる境界
型糖尿病を早期に診断するための新しいモデルの構築が可能であることを示しました。
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