国際学会報告
Euroanaesthesia 2011
2011.6/11-14
6月11日から14日までアムステルダムでEuroanaesthesia2011が開催されました。現地に夕方、到着するとかなりの雨で、この先、天候は大丈夫かなと不安になりましたが、結局、大きく天気が崩れたのはこの時だけでした。
今回、当講座からは人工膵臓を用いた基礎研究と、腹臥位胸腔鏡下食道手術の周術期管理に関する2演題を発表してきました。講演は敗血症に関するセッションを中心に聴講しました。
まだまだ英語の能力が全然だなと反省しながらも、最新のエビデンスをいくつか得ることができ有意義でした。
やはり、3月に発生した東日本大震災に関しては現地での注目も高く、何人かに日本は大丈夫なのかと聞かれました。
世界中からの支援、声援に感謝せずにはいられません。
ヘルシンキと同様、緯度の高いアムステルダムは夜11時くらいまで明るかったです。路面電車(トラム)が発達していて、夜遅くまで運行していたので、徒歩と合わせていろいろ散策できました。ホテルの近くにフォンデル公園という広い公園がありました。歩いたら1時間近くかかりましたが、仕事が終わって多くの人が、緑の中でジョギングしたり、読書したりと思い思いの時間を過ごしているのが、とても印象的でした。
来年はパリで開催されます。1年間、研究をしっかりしてその成果をまた報告しに行きたいと思います。