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国際学会報告
米国麻酔学会 ASA 2014

2014.10.11-15

10月11日から15日までアメリカのニューオーリンズで開催されたアメリカ麻酔科学会(以下ASA)に参加してきました。

ASAの参加は今回で3回目となりましたが、初めての飛行機での乗り継ぎを経験し、約14時間ほど移動時間をかけて到着しました。

初日は着いたのが午後8時頃ということもあり、遅めの夕食を食べに市街地を廻りました。ジャズで有名な街ということもあり、いたるところでジャズバーやライブハウスが軒を連ねており、賑やかな雰囲気でした。

翌日からは学会に参加し、機器展示等の見学をしました。印象に残ったのはさまざまなビデオ喉頭鏡のデモストレーションが行われていたことでした。

午後からは横山教授に案内していただきながら観光をしました。海に面した街でもあり、学会場から海岸通りを歩きながらフレンチマーケットと呼ばれる地元の市場に行ったり、大聖堂を巡ったりしました。

夕方からはミシシッピ川のクルージングに参加し、当科OBで現在アイオワ大学に在籍の植田健一先生と一緒に食事をさせていただきました。先生の指導しておられる学生が基礎研究で表彰された話などを聞くことができ、とても刺激になりました。

3日目は朝からリフレッシャーコースに参加し、アメリカでの標準的な鎮痛薬の使用方法等について学ぶことができました。その後、公衆衛生の分野で優れた業績を揚げられた先生の表彰式に参加しましたが、スポットライトが照らされた中での式となり、とても華やかな演出に驚きました。

4日目は午前中に私の発表でした。今年もE-posterでの発表でしたが、形式が少し変わり、30分で4演題を行うようになったため、1人当たりの時間がこれまでより短くなっていました。私は最後の発表であったため、残り時間が5分しかないという状況になってしまい、とてもスマートな発表ができたとはいえませんでしたが、質疑応答では研究方法等について活発に意見がかわされ、横山教授にも丁寧に答えていただき、無事に終えることができました。

5日目は日本に帰国となり、ニューオーリンズ出発の飛行機が2時間遅れるといったこともありましたが、長旅を終え、無事日本に帰ってきました。

今回の発表にあたり、日本を出発する直前まで御指導していただいた河野先生、また横山教授には学会発表での質疑応答や海外旅行に慣れていない私を全力でサポートしていただき、本当にありがとうございました。この経験を今後の臨床等にいかせるように日々頑張っていこうと思います。

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