消化管疾患診療

■消化管グループ

 日本消化器内視鏡学会指導施設として、2人の日本消化器内視鏡学会認定指導医、12人の専門医が在籍し、早期胃癌や炎症性腸疾患を中心として、年間延べ3800名の外来患者、250名の入院患者の消化管疾患の診療にあたっています。消化管ESDについては県内中から毎週ご紹介を頂き食道・胃・大腸とも積極的に行っております。炎症性腸疾患については新規バイオマーカーのLRGや便中カルプロテクチンなどを積極的に用いたモニタリングに力を入れており、クローン病においてはMR enterographyの活用にも力を入れております。

 研究においては”胃内ピロリ菌フローラ(遺伝子多様性)形成と各種疾患・病態との関連性の解明”というテーマで臨床研究を行っています。ピロリ菌の持続感染に関わる遺伝子変異の研究のひとつとしてピロリ菌の薬剤耐性の多様性を証明し、ピロリ菌フローラという考え方を国内外の学会で報告しています。

外来診療担当医

医師名
消化管疾患
外来診療
沖 裕昌
石川洋一
山田高義
(午前)
炎症性腸疾患
外来診療
一森俊樹
(隔週)