高知大学 医学部 外科学講座 外科1





医局旅行 に行ってきました

平成22年3月7日

讃岐うどん と 琴弾公園・金比羅宮参拝ツアー


池田さんがこの春で定年を迎えるに当たり、池田さんのお疲れ様会を兼ねて、医局旅行

に行ってまいりました。約1ヶ月前に急遽行くことが決まったため、事前に十分な準備やお

知らせができず、他病院の医局員の参加がなかったのは反省すべき点でしたが、なには

ともあれ無事に行って帰ってまいりましたので、簡単ではありますが旅行記を (今回の)

幹事 甫喜本 憲弘 が書かせていただきます。

(9時30分) 集合。天気は曇りで少し肌寒かったのですが、予報では雨だったので、さすが晴れ男(自分で
言ってるだけですが・・・)の面目躍如といったところでした。このままもってくれるといいなぁと思いながらの出
発です!

車中では、皆さん思い思いに過ごしておられます。ご家族みんなで参加されている岡本家と北川家、また子
供さんと参加されている並川先生と井上先生。子供たちはみんな元気で、すぐに仲良くなり、一緒に遊ぶ姿
も見られます。もちろん、今回も岡本先生は息子の大輝君に怒られながらビールを飲んでいます。

高速の途中で雨が降り出しました。琴弾公園散策と金比羅さん参拝があるのにどうなるんだぁ〜〜!僕は
傘を持ってないぞ〜〜〜!!  (←そりゃ自分が悪い!)

(10時55分) 1軒目のうどん屋さん「うまじ家」(観音寺市)に到着。しか
し、まだ「準備中」の札が!!焦ることなかれ。開店が11時からなのは
了承済み。

待たずに食べられるようにとの配慮で、この時間での到着なのです。こ
こまで予定通りにことが運んでいて、怖いぐらいです。

(11時) 開店と同時に(ちょっとフライング気味に)、皆さん店になだれ
込み、うどんを食しました。僕は山かけうどん(1.5玉・冷)を5分かからず
に完食です。



小腹がはったところで移動。次は世界のコイン館と琴弾公園散策です。
琴弾公園は、巨大な銭形砂絵がある公園です。えっ?銭形砂絵って?

お教えしましょう。時代劇「銭形平次」のオープニングで出てくる「寛永
通宝」っていう大きな砂絵のやつです。それが香川にあるんです。知っ
てました? 四国に暮らしてもう37年。 僕はもちろん・・・、知りません
でした。(T_T)

ここでは琴弾公園散策とそこに併設されている「世界のコイン館」見学
をしました。

「世界のコイン館」は・・・、特に感想はありません。お金の歴史の勉強
になったのかな。

一万円札で一億円分の重さの体験ができました(もちろん模造紙)。

「これを持って歩くのは結構疲れるな。金持ちじゃなくて、いや〜良かっ
た。良かった。」とやせ我慢をしてみました。あっ、あと千両箱の重さの
体験もできました。重さは約14Kgだったと思います。結構重くてびっくり
しました。

あれ?こう書くと結構楽しんだのかも・・・。


次は琴弾公園散策です。この時点で雨はほとんど降っておらず、ちょっ
とホッとしました。銭形砂絵を見るべく、ひたすら展望台を目指して歩き
ます。すぐに息が上がってしまい、日ごろの運動不足を痛感させられま
した。こんな時は「定期的に運動しなくちゃ」って思うんですが、帰ってく
るといつもの生活です。僕ってダメダメです・・・。

自分のことはさておき、どうにかこうにか展望台に到着。

銭形砂絵の大きさに、「よくやった!感動した!!」(古くてごめんなさ
い)

年に2度、ボランティアが手直しをしているそうですが、大変な作業だろ
うなと感心しました。

登りはしんどいけれど下りは楽だろう・・・ってそんなことはありません。
下りは下りでしんどかった。しかもちょっと道を迷ってしまい、僕の他4人
がバスに到着したのは、出発2分前!皆さんお待たせして申し訳ありま
せん。いや〜、間に合わないかと思ってちょっと焦りました。

散策でお腹をすかせたところで、2件目のうどん屋さんへ移動で〜す。
(13時40分) ぶっかけうどんで超有名な「山下うどん」(善通寺市)への
到着です。麺のコシは讃岐随一。噛みごたえ抜群で、好き嫌いの分か
れるところでもあります。

ここは、お昼時と重なった(といってもずいぶん過ぎているのですが、さ
すが日曜日の有名店といったところでしょうか)ため、店の中には行列
ができていました。適宜空いた席に順々に座って食しました。ちなみに
僕はもちろん、ぶっかけうどん(1玉・冷)を注文。ここでも5分かからず
に完食です。

食べ終わって思ったこと、それは・・・、「くそ〜。こりゃ、2玉でもいけた
な。」

小腹がはったところでまたまた移動。次は金比羅さん参拝です。ここま
でもスケジュール通り。完璧な進行です。
(14時30分) 金比羅さん参拝口に到着。残念ながら小雨がぱらつく状況で、さすがに傘をささずに参拝する
ことは不可能と思われましたが、なんと駐車場兼お土産やさんが我々に傘を貸してくれるというではありませ
んか!「お土産はぜひ当店で!!」との言葉とともに傘を借りて、いざ参拝!

ここでまたまた日ごろの運動不足を思い知らされます。100段ほど上った時点で、すでに息は上がり、ギブア
ップ寸前の状態に。これ、一人で上ってたら、確実にここでやめていました。一緒に上ってくれた皆さん&ここ
でやめることを良しとしなかった僕のプライドよ、「万歳!!」

しかし、子供はやっぱりすごい!並川先生の息子さんの直人君(8歳)はタッタカ、タッタカ上っていきます。
ちょっと待ってくださいよ〜。おじさん達はそんなに早く上れません。ていうか、君はしんどくないのか〜!


なんとか、かんとか785段を上りきり、御本宮(本殿)に到着。お守りなど
はここでしか買えません。せっかくここまで来たんだから、もちろんお守
りは買いました。困った時の神頼みです。ほんと失礼な奴です。

そして、御本宮をバックにみんなで「はい、チーズ!」 パチリ。この時
の僕の顔は疲れ果てていたことと思います。さあ降りようと思ったとき
に、花ア教授から信じられない言葉が!!

「僕は奥社まで行こうと思うけど、誰か行かないの?」

えっ!?奥社まで??

奥社までって、教授、あなた知ってるんですか?奥社まで行けば1368段、つまり、後583段あるんですよ。しかも、階段はさらに急になって、
道も悪いんですよ。しかも、しかも、ここ(御本宮)ほど立派じゃないんで
すよ。それでもあなたは行くというんですか!?

今の僕にとって、それはもう「死ね」というのと同義語になってしまうんで
す。スミマセン。今、死ぬわけにはいかないんです。僕にはまだやり残
していることがあるんです。だから、だから・・・。

などと3秒ほど返答を考えていると、力強い声で「じゃあ、いきましょう。」と聞こえてくるではありませんか。

誰だ?そんな奇特な奴は??と思い見てみると、宗景先生と大野先生ではありませんか。さすが肝胆膵外
科のホープと将来外科1の未来を背負って立つことを期待されている若手のホープ!

「あなた達は琴弾公園でも散々歩いたのに、まだ歩けるのですね。すごいです。頑張ってきて下さい。」と心
の中で応援しました。そこには3人の後姿を見送りながら、ホッとしているダメな自分がいたんだとさ。

「さあ〜、降りよう〜っと!!(^ω^)」

しかし、降りるのも大変でした。上る時ほどしんどくはないのですが、なんか足が他人の足になったみたい
で、力が入るのか入らないのか分からないようなちょっと変な感じです。膝がガクガクする(これが、かの有
名な「膝が笑う」っていうことのか。それならば大爆笑ではないか!)ので、転がり落ちないように、慎重に時
間をかけて石段を降りました。

本当は金比羅さんでうどんを食べる予定だったんですが、時間的に中途半端になってしまったので、ここで
の食事はなしとして、次の店が最後(計3軒)ということになりました。まあ、3軒も食べれば十分なんですけ
ど、ちょっと残念でした。だってうどんが入る余裕があったんです、僕のお腹には!!

仕方がないから、(自分への)お土産にうどんとダシを買いました。もちろん駐車場と傘を貸してくれた店でで
すよ。
みんなもお土産を買っていたから、あの店は商売上手です。先に恩を売って、後で利益を得ています。これ
ぞ、客商売!

教授が先に到着し、宗景・大野両先生が到着した後、最後のうどんやさんに出発で〜す。
ところで、教授。奥社はどうでしたか?あそこまで行くと、御利益云々といった雑念からは解放され、「金比羅
さんを極めたぞ!」っていう満足感に浸ることができたと思います。今度感想を聞かせてください。

花ア教授から一言 : 私は極めたという感じですが、宗景先生、大野先生は"おみくじ"を素早く見つけ、引
いていました。御利益にすがっていたのでしょうか?)





さてスケジュール通り、順調に「こだわり麺や」に向かっていましたが、
ここでバスガイドさん(中年をとうに過ぎたおじさん)が讃岐うどんのす
べてみたいな本を見ながら、ボソッとこう言いました。

「あら、日曜日の閉店が15時ってなっちゅう。この前見た時は17時だっ
たのになぁ・・・・。」

この時点で16時30分。15時ならとっくに過ぎてるし、17時だったとしても
移動時間を考えたらギリギリじゃないですか!どうなるんです?最後の
最後でつまづきなのか?などと(僕の心の中だけで)暗雲が立ち込め
ましたが、そこは、うどん通の池田さんとバスガイドさんです。現在地と
時間を考えて、「香の香はどう?」「長田うどんもおいしいよ!」「ここか
らだったら小縣屋もいいんじゃない?」

次から次へと代替案が出るではありませんか。困った時の神頼み・・・・
じゃなかった。困った時の池田さん&バスガイドさんでした。

結局、「長田うどん」にスムーズに決定し、何事もなかったかのように到
着しました。さすがです・・・・。

(16時40分) 店が変更されたにもかかわらず、なぜか予定時間通り
「長田うどん」(まんのう町)への到着です。店内は広く、また閉店間際
(17時30分閉店)ということもあり、皆さん一斉に座ることができました。
ここまで、うどん&うどんなので飽きてないかなと心配していましたが、
北川先生とこの綾香ちゃんと優香ちゃん、岡本先生とこの千彩ちゃんと
将大君、井上先生とこのひなたちゃんが笑顔で食べているのを見て
ちょっと安心しました。

僕は冷やしうどん(1.5玉)を注文。もちろんここでも5分かからずに完食
です。食べ終わって思ったこと、それは・・・、「くそ〜。こりゃ、3玉でもい
けたな。」(← またかよ・・・。しかもさっきより増えてるじゃん。)

ちなみに、僕の本日食べたうどんは計4玉でした。まだまだいけるって
感じですが、うどんは炭水化物だから太るんですよね。だから、限界ま
で食べたら後で後悔するので、要注意です。(T_T)



お腹も膨れたところで帰路につきました。満腹&参拝疲れで、さすがに
帰りのバスの中は寝ている人が多かったようです。しかし、後ろの席の
方では、トランプをしている子供たちの声が・・・。

あんた達、どんだけ元気なんですか・・・。褐色細胞がドンドン燃えて、
エネルギーを産生しているんですね。羨ましいかぎりです。

(19時) 途中トイレ休憩を挟み、予定通りに大学へ到着。

ここでちょっとしたサプライズが!

医局から池田さんへの花束贈呈です。寒風吹く中、そこは暖かい空気
に包まれていました。(ちょっと詩的にしてみました。)

そして、最後に池田さんを中心に記念撮影をして、今回の医局旅行は
無事終了となりました。

花束を買って持ってきていただいたのは、この日、運悪く大学当直とな
り、うどんを食べることができなかった船越先生です。また、記念写真
のカメラマンという大事な役目を引き受けていただき、大変ありがとうご
ざいました。

最後になりましたが、今回の旅行はすべてスケジュール通りに運行できました。これもひと

えに皆さんが時間を守っていただけたのと、的確なナビと安全運転をしていただいた運転

手さん達のおかげです。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


これからも楽しく魅力あふれる医局旅行を企画していきますので、医局員の皆さんぜひ

ご参加下さい。(次回の幹事の方は頑張ってくださいね)

  ご家族の方の参加も大歓迎です。岡本家のように小さい頃から知っていると、会うたび

に大きくなるのが分かって、まるでわが子のように嬉しいものです。遠慮なさらずに、ぜひ

参加してくださいね!!

  それでは、また次の医局旅行で!


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