高知大学医学部附属病院

□ ■ 検査部が国際規格ISO15189の認定を取得 □ ■

 高知大学医学部附属病院検査部は、2013(平成25)年3月21日に国際標準化機構(ISO)の認定機関である日本適合性認定協会(JAB)から国際規格ISO 15189の認定(検体系検査に限る)を取得しました。
 国際規格ISO 15189とは、2003(平成15)年2月に臨床検査室に特化した国際規格として制定されたもので、品質マネジメント規格と臨床検査室に特有な要求事項を盛り込んだ規格です。
 当検査部では、部内の管理体制強化のために第三者評価の取得を中期目標に掲げ、2006(平成18)年10月にISO 9001の認証を受けて品質マネジメントシステム(QMS)を構築し、4年間運用・維持してきました。そして、臨床検査データの標準化・共通化が叫ばれ医療の国際化が要求される中で、さらなる「臨床検査の質の向上」を図るために国際規格ISO 15189の取得を目指し、2011(平成23)年5月にキックオフ宣言し、2013年の3月に取得しました。
   認定の取得は一つのステップです。如何に活用して発展的な継続をするかが重要で、品質保証された検査データを迅速に提供できるよう今後も努力していきます。

(文責 小倉克巳 元検査部技師長)   


    後列: 佐藤宏通 元事務部長  小倉克巳 元検査部技師長  山中茂雄 検査部技師長
    前列: 執印太郎 元副病院長  杉浦哲朗 元病院長(元検査部長)  橋本良明 元医学部長  寺田典生 元副病院長 
    




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