第31回日本レーザー医学会関西地方会

Kansai Society for Laser Surgery and Medicine

会長挨拶

 この度、第31回日本レーザー医学会関西地方会の会長を仰せつかり、2018年7月21日(土)に、高知市文化プラザかるぽーとにて開催の運びとなりました。1988年、第1 回大会が開催されて30年、京都、大阪、神戸を中心とするいわゆる 狭義の 「関西」 から初めて飛び出し、幕末維新の地である高知において開催させて頂きますことを大変光栄に感じるとともに、その重責に身の引き締まる思いです。
 本会が、レーザー医学において臨床現場で求められる医療技術(ニーズ)と研究成果(シーズ)が出会える場となるように、テーマを「レーザー医学の一期一会 ~ニーズとシーズ~」とさせて頂きました。
 これに従い、東京工業大学 小倉俊一郎先生には、光線力学技術の最新の基礎研究に関する教育講演、 厚生労働省 医薬・生活衛生局 および 医薬品医療機器総合機構 のお二人の専門官より、医療技術開発~審査に関する特別講演を賜る予定です。さらに、日本初の本格的な「光線医療技術」を基盤とする診療科横断的な組織として、高知大学医学部附属病院に昨年4月開設された光線医療センターの第1回学術集会との合同シンポジウムも予定しており、基礎、臨床、行政のお立場からの情報提供、意見交換が期待されます。
 多くの方が参加され、南国土佐の初夏の暑さをも吹き飛ばす、熱く実りある会となりますようにご支援をよろしくお願い申し上げます。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。


第31回日本レーザー医学会関西地方会
会長 井上 啓史
(高知大学医学部泌尿器科学講座教授・高知大学医学部附属病院光線医療センター副センター長)