「ダヴィンチ」は、ペイシェントカート(ロボット部)、サージョンコンソール(執刀医の操作台)、ビジョンカート(助手用のモニター)から構成される手術システムです。
ロボット部には先端に鉗子やメスなどを取り付ける3本のアームと内視鏡が装着されており、手術を行う執刀医はケーブルでつながった操作台に座り、遠隔操作でロボットアームの先端の鉗子を動かして切除や縫合などの手術を行います。
自由に近接できる10倍の拡大視野で、3次元の立体的で遠近感のある、デジタルハイビジョンによる鮮明な映像で、体内を見ることができるので、安全かつストレスのない手術が可能です。
さらに、自由度が高く、広い可動域を示す多関節機能を有する鉗子や、手振れ防止機能なども装備されており、まさに人間の手以上の精密かつ自然な手術操作が可能です。