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後期研修医からのメッセージ

高知県内における“泌尿器科”の必要性を実感。

刑部 博人

刑部 博人 Hiroto Osakabe

私は現在、高知大学医学部泌尿器科に勤務しております。卒後6年目の泌尿器科レジデントとして、外来補助・放射線検査・泌尿器科手術を行っております。経尿道的手術や腹腔鏡手術にも積極的に参加しております。大学病院は症例の偏りがなく、様々な疾患を経験でき、泌尿器科専門医の取得に向けて有意義なレジデント生活を送っております。

 私が進路として泌尿器科を選んだ理由として2点あります。1点目は、私が他大学を卒業した後に医学部へ入りなおしたためです。同級生よりも遅れて医師になったため、専門性の高い診療科で自分の得意分野を作りたいと考えました。全国に医師は約30万人おりますが、泌尿器科医は8千人ほどしかおりません。高知県は日本でも有数の高齢化県であるにも関わらず、泌尿器科医は100名に満たない現状です。現在、僻地と言われる地域の病院へ診療応援にも行っておりますが、泌尿器科医の必要性を日々実感しております。2点目は、大学での指導教官との巡り合わせ・部活動の経験が泌尿器科へ進む大きな理由となりました。私は学生時代に野球部に所属しており、多くの先輩も泌尿器科へ進んでいました。顧問の先生が泌尿器科教授であり、学生時代を通じて泌尿器科の魅力を伝えて頂きました。臨床研修医の期間も、泌尿器科医になることを見据えた研修を行うことができました。

 私の所属している高知大学医学部泌尿器科は、臨床だけでなく研究に関する指導も充実しております。学位を有する先輩に指導して頂き、学会での演題発表も積極的に行っております。臨床に追われる日々ですが、医師として必要なリサーチマインドも身に付くと考えられます。医局内は垣根がなく、若手を積極的に育てる風潮があるため、難しい症例の治療経験を若いうちから積むことができます。残念ながら現在はレジデントの数が少ないですが、逆に考えれば1人に当たる経験症例数が多くなるといった良い面があります。そんな当科で是非、一緒に働いてみませんか?



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