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お知らせ(2020年度)

医学部医学科生化学講座の久下 英明助教と 研究・評価・医療担当の本家 孝一理事らの研究グループによる論文が米国生化学・分子生物学会(ASBMB)の機関誌 Journal of Lipid Research 2020 年 12 月号に掲載され、同学会のニュース ASBMB Today において紹介されました。

 医学部医学科生化学講座の久下 英明助教と 研究・評価・医療担当理事の本家 孝一理事らの研究グループによる論文が米国生化学・分子生物学会(ASBMB)の機関誌 Journal of Lipid Research 2020 年 12 月号に掲載され、同学会のニュース ASBMB Today において紹介されました。

【論文名】
PLRP2 selectively localizes synaptic membrane proteins via acyl-chain remodeling of phospholipids
【和訳】PLRP2がリン脂質脂肪酸リモデリングを介してシナプス関連膜蛋白質の選択的局在化を決定する
【論文URL】 https://www.jlr.org/content/61/12/1747
【ASBMB Today】https://www.asbmb.org/asbmb-today/science/122220/from-the-journals-jlr

 この論文は、ニューロン膜における機能性膜タンパク質の区画化がリン脂質リモデリングによって制御されていることを示した論文です。シナプス前部に 1-オレオイル-2-パルミトイル-ホスファチジルコリン (OPPC)という、sn-1 位に不飽和脂肪酸をもつ脳に特異的なリン脂質分子種が局在していること、ホスホリパーゼ A1 の一種の PLRP2 が OPPC の局所における生合成を行うこと、さらに、この局在した OPPC 膜ドメインがドーパミン輸送体 (DAT) や シンタキシン 4 (Stx4) 等の機能性膜タンパク質のシナプス領域局在を制御することを明らかにしました。


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