実践助産学課程の紹介
高知大学は、平成23年度より国立大学法人では初めて大学院修士課程の助産師教育を開始しました。本課程では、地域に根差した実践的な学習を通じて、周産期医療チームの一員として高度な医療の知識と技術を習得し、女性の健康と次世代の健全な育成のために、現状を改革する推進力のある助産師を育成します。
実践助産学課程の学びの特色
- 高知大学医学部附属病院を基幹施設とした助産学実習により、高度できめ細かな「助産実践能力」を習得します。
- アウトリーチ型過疎地体験プログラム【助産道場】では思春期を対象として、いのちの大切さや家族の絆を育む支援を行い地域に根差した助産活動を体験します。
- PBL学習やカンファレンス等を通じて、多職種と連携・協働するチーム医療を推進するリーダーシップを身に着けます。
- 研究活動によって女性の健康や母子を取り巻く課題を見出し、リプロダクティブ・ヘルスの向上や次世代育成の方策を考察し、提案する力を育成します。
助産学の学び 2年間の流れ
助産師国家試験合格率
第104回助産師国家試験合格率 100%
研究活動
第60回日本母性衛生学会(2019年10月,千葉県)において、優秀演題として実践助産学課程修了生の研究発表「乳幼児を持つ家庭における南海トラフ地震震災対策の実態-A県における生活圏別の比較-」がコメディカル愛育賞を受賞しました。
演習風景/助産道場
卒業後の進路
高知大学医学部附属病院、高知医療センター、高知赤十字病院、国立高知病院他、助産所、地方自治体ほか