高知大学 医学部 看護学科

グループワークで自ら学ぶ姿勢を身につけます。

アジア・僻地医療を支援する会(AVAIHI)

 アジア・僻地医療を支援する会(通称:アジ僻)は、「地理的文化的に孤立した民族が自ら行おうとする医療保健衛星事業及び医療対策を支援する」という目的のもと生まれた部活兼NGO団体です。その目的のもと、夏休みに一ヶ月間、インドネシアに行き、パプア州山間部のソロバ村での医療支援活動のお手伝いや衛生指導を行っています。国内でも勉強会や講演会出席、他段階との合宿などを行っています。活動内容としては「現地調査」をはじめ、予防接種などの「保健衛生活動」、紙芝居などによる「衛生指導」、また、現地人を対象にした看護見習い養成などの「人材育成」などを中心に行っています。



ダウン症協会でのボランティア活動(小児看護学)

 高知県内には、ダウン症の子どもたちとその後家族が参加されているダウン症協会「小鳩会」があります。看護学科の学生さんも多数、ボランティアとして参加しています。例えば、夏のイベントや遠足、クリスマス会に参加して、お母さん同士が子育ての悩みを話している間、子どもたちと一緒に遊んだり、子どもたちが一生懸命練習したダンスを観て一緒に楽しむ機会をいただいています。毎年参加していると、小さかった子どもさんがいろんなことができるようになっていくことに気づいたり、お母さんの抱えている悩みが変わっていくことを感じたり、とても貴重な機会をいただいています。
 子どもたちやご家族のやさしさにふれ、何より、ダウン症の子どもたちの「天使の笑顔」に、ボランティアとして参加する私たちが癒していただいていることを感じます。看護は、対象の方との相互作用が大切な仕事です。学生時代から、たくさんの子どもたちやご家族と出会い、他者を理解して、そして自己を知ることのできる活動に是非参加してみませんか。

ダウン症ボランティア
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糖尿病サマーキャンプ(小児看護学)

 毎年、8月の夏休み期間中に、糖尿病をもつ子どもの仲間づくりや、病気の理解やとらえ方、そして、病気とともに自分らしく生きていくための生活調整などを目的とした糖尿病サマーキャンプが行われます。このキャンプは、高知市内の関係病院、高知大学附属病院や高知大学、高知県立大学のスタッフが中心となり、看護学科の学生も他大学の学生と一緒にボランティアとして参加しています。学生が主体的に、キャンプ中のイベントを企画・運営する他、子どもたちと一緒に生活面でのサポートを行っています。ひとりひとりの子どもたちが大切に思っていることや個性を尊重し、看護することの大切さを感じられる機会となっています。また、医師や看護師だけでなく、栄養士など多職種の方とも一緒に取り組む機会でもあります。学生時代から、チーム医療の中での看護の役割を体験できる機会です。子どもたちの笑顔に囲まれながら、楽しい時間を感じられます。

糖尿病サマーキャンプの様子



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