科研費・基盤研究(A):南極寒冷圏変動史の解読

【研究計画・Research program】 科研費・基盤研究(A):南極寒冷圏変動史の解読

高知大学 海洋コア総合研究センター 高知大学
海洋コア総合研究センター
池原 実
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研究計画〜要点〜
◉ 南大洋インド洋セクターにおいて,白鳳丸を利用して2回の海洋観測航海(2007年度,2010年度)を実施し,図1に示す4地点から海洋コアを採取した。DCR1とCOR1では,南極周極流(ACC)や南極前線(Polar Front)などの海洋前線帯の南北シフトについて,氷期?間氷期スケールやより短い周期の変動を検出するための研究を行っている。一方,LHB4とLHB3では,冬季と夏季の海氷縁が最終氷期にどこまで北上していたか特定することを目指している。また,これらの地点は冬季に海氷に覆われる季節海氷域であることから,過去の海氷分布と生物生産量(氷縁ブルーム)の変動の実態を復元しようと試みている。

研究計画〜その1〜 海洋コアの年代モデル構築
工事中

研究計画〜その2〜 マッドウェーブの時空間分布の解明
工事中

研究計画〜その3〜 海氷分布・生物ポンプの復元
 工事中