2005年度質量分析学会同位体比部会(高知)
Meeting of Isotope-ratio Mass Spectrometry,
2005 Kochi

主催: 日本質量分析学会, 後援: 高知県観光コンベンション協会


 2005年質量分析学会同位体比部会が、高知大学物部キャンパス内海洋コア総合研究センターおよびホリデイイン高知で開催されます。変則的ではありますが、1日目のポスターセッション後に送迎バスでホリデイイン高知に移動、2日目はホリデイイン高知にて講演と懇親会を行い、3日目は再び送迎バスで海洋コア総合研究センターへ移動し、講演を行います。
 海洋コア総合研究センターは、2003年10月に始まった統合国際深海掘削計画(Integrated Ocean Drilling Program: IODP)のコア保管機能および分析解析機能を担っております。IODPではコア採取地点により、コア保管を世界で3つの施設(ドイツのブレーメン、アメリカ合衆国テキサス州そして高知)に分担するように予定されており、高知では、最近就航した最新鋭の地球深部探査船「ちきゅう」を始めとする科学掘削船が西太平洋で採取したコアを保管することになっています。これに加えて、分析設備の一部は、全国共同利用研究施設として広く研究者に公開されております。
 また、ホリデイイン高知は、陸路、空路からの交通の便がよく、使いやすいホテルです(毎年ほぼ恒例の温泉はございませんが、そのぶん、一部屋あたりの人数を減らしています。ご了承ください)。皆様、奮ってご参加ください。


更新履歴 
2005.11.6 プログラムの最終版を掲載しました。これ以降の大幅な修正は対応できかねます。また、登録内容の修正には今後手数料が発生する場合があります。
2005.10.21 プログラムの暫定版を掲載しました。修正は谷水までご連絡ください。
2005.10.14 学会直前直後の飛行機の時刻表を掲載しました。
2005.10.14 特別講演のタイトルを掲載しました。
2005.10.14 13時をもって、講演の申し込みを公式には締め切りました。
2005.10.14 10/13PM6時の講演者リストを掲載。
2005.10.12 10/11現在の講演申し込み者のリストを掲載しました。皆様ご確認ください。
2005.10.6 参加者名簿をWeb上に掲載しました。登録完了のお知らせ内になるURLより参照してください。
       確認いただき修正がありましたら谷水までご連絡ください。
2005.10.6 会場の最大収容人数の80人になりましたので、参加登録の受付を終了します。
       講演の追加登録は10/14締切ですので、よろしくお願いします。
2005.10.5 13時の締切までに65名にご登録いただきました。まことにありがとうございました。
2005.10.5 申し込み登録者が60名を超えました。
2005.10.4 申し込み登録者が50名を超えました。
2005.10.4 申し込み登録者が40名を超えました。
2005.10.1 申し込み登録者が30名を超えました。
2005.9.29 学術講演の荒川講師の正式な講演題目を掲載。
       2002年度ノーベル化学賞の対象にもなったESIイオン化について概説していただき、
       錯体の分子量決定への応用などについて紹介していただきます。
2005.9.24 Introductionの部分に解説を加えました。
2005.9.22 申し込み登録者が20名を超えました。
2005.9.20 今年度の特別講演は日下部実教授、中村昇教授、能田成教授にお願いしています。

沿革  同位体比部会の実質的な始まりは、1963年に都立アイソトープ総合研究所で開催された「同位体比測定に関するシンポジウム」にさかのぼる。その後、部会の名称を「同位体比の精密測定に関する部会」と決め(質量分析、vol.13, 72 (1965))、第1回同位体比部会が1965年に岡山大学温泉研究所で開催されて、今日に至っている。当時、同位体比を精密に測定する技術水準はまだ不完全で、研究者はハード・ソフト両面でいろいろな問題を抱えていた。この悩みや解決法について互いに情報を交換して、同位体比測定に関わる分野のレベルアップを目指すことが、この部会の主要な目的であった。
 現在でもこの伝統は受け継がれており、この部会は同位体比測定を研究の手段としている人達が、質量分析装置の開発・測定法・得られた結果の解釈などにおいて当面する様々な問題を持ち寄って議論する場となっている。従って、公式の学会発表のような完成した研究成果よりも、むしろ未完成・萌芽的なもので種々の解決すべき問題を孕んだ研究の発表を歓迎している。開催の世話は各地の会員が持ち回りで受け持ち、年一回静かな温泉地などの宿に参加者全員が2泊3日間泊まり込んで行なうのが特色である。最近の研究発表(話題提供)は同位体測定法、同位体変動の基礎過程、同位体地球惑星科学、環境問題など多岐にわたり、ポスター発表を含めて朝から夜中まで議論に花を咲かせている。参加者は年々増加傾向にあり、最近は100人程度で学生が半分近くをしめている。部会連絡用のメーリングリストには約300名が登録されている。
 また、同位体比部会は過去に日ソ間や日中間の同位体地学・宇宙科学シンポジウムを開催するなど、国際間の同位体研究における日本側窓口としての役割も担っている。(同位体比部会HPより抜粋)



1. 日時: (会場)
11月9日(水) 口頭発表、ポスター発表(高知大)
11月10日(木) 口頭発表(ホリデイイン高知)
特別講演:
日下部実教授 「支離滅裂の35年: ニオス湖とTFL」
中村昇教授
「惑星物質の微量元素および同位体の精密分析法の開発研究を手がけて」
能田成教授 「自称’日本海作戦’その後」
懇親会(ホリデイイン高知)
11月11日(金) 口頭発表(高知大)
学術講演: 関西大学工学部 荒川隆一教授
「質量分析は今が旬 〜イオン化法の基礎と最前線」
ビジネスミーティング

    全体のスケジュールは下記のとおりです(講演数によって変動しますので、暫定です)。
11月9日(水)
13:00−14:00
14:00−16:00
16:00−18:30
18:00−18:30
20:00−20:40
受付
口頭発表
ポスター発表
バスでホテルに移動・チェックイン
ゆかたセッション
エントランスホール
セミナー室
エントランスホール

ホール桂月
11月10日(木)
09:00−11:50
13:00−19:00
19:00−21:00
特別講演、口頭発表
特別講演、口頭発表
懇親会
ホール桂月
ホール桂月
ホール高砂
11月11日(金)
08:40−09:00
09:20−11:30
11:30−12:00
13:00−15:00
バスでコアセンターに移動
学術講演、口頭発表
ビジネスミーティング
ラボツアー(希望者多数の場合)

セミナー室
セミナー室
センター内

           最終プログラムです。


2.会場:
  高知大学 海洋コア総合研究センター (高知大学物部キャンパス内)
  〒783-8502 高知県南国市物部乙200 TEL: 088-864-6712

       
  ホリデイイン高知
  〒783-0007 高知県南国市明見933 TEL:088-863-2000


      高知大学物部キャンパスは,高知龍馬空港から徒歩約12分です。
      コアセンターまでの地図をご参照下さい。
      ホリデイイン高知へはコアセンターより送迎バスにて移動します。


  学会直前直後の飛行機の時刻表
      東京より ANA563 11:40→13:05 高知龍馬空港着
      東京へ ANA568 17:25→18:35 羽田空港着

      大阪より ANA1613 12:15→13:00 高知龍馬空港着
      大阪へ ANA1620 16:45→17:30 伊丹空港

      名古屋より JAL4375 13:05→14:05 高知龍馬空港着
      名古屋へ JAL4378 19:25→20:20 名古屋小牧空港着
      *もしくは新幹線を経由して伊丹空港をご利用ください。

      北海道より ANA054 09:30→11:05 羽田空港着
            ANA563 11:40→13:05 高知龍馬空港着
      北海道へ ANA568 17:25→18:35 羽田空港着
           ANA4725 19:10→20:40 千歳空港

      福岡より JAC3581 09:20→10:25 高知龍馬空港着
      もしくは JAC3587 15:00→16:05 高知龍馬空港着
      福岡へ JAC3586 16:35→17:55 福岡空港着

      山形より JAL2232 09:20→10:40 伊丹空港着
           ANA1613 12:15→13:00 高知龍馬空港着
      山形へ  ANA1618 15:15→16:00 伊丹空港着
           JAL2237 17:10→18:30 山形空港着

      *確認はしておりますが、今一度ご自身で時刻表をお確かめください。

3. 開催までのスケジュール:
参加申込 終了しました
講演申込締切 終了しました

    セミナー室の定員の都合上、初日と最終日は先着80名で受付いたします。
    二日目は問題ありません。ご了承ください。


4. 参加・講演申込み方法:
  申込用紙(エクセル形式)をダウンロードし,記入例を参照して必要事項を記入の上。
  sakaguchim@jamstec.go.jpまで,電子メール添付で申し込んでください。

注)送付するエクセル書類のタイトルは,次のようにしてください
  (Registを消し,末尾に申込者の名前をローマ字で加える).
  例,2005isotope_tanimizu.xls

  会場やスケジュールの関係で,希望通りにならないことがあることを,予めご了承下さい。
  事務作業の簡素化のため、極力電子メールによる登録にご協力ください。
  電子登録ができない場合FAX送付希望の場合は世話人までご連絡ください。
  
  問い合わせは tanimizum@jamstec.go.jp までお願いします(@を半角に修正してください)。

  参加者名簿は完成次第公開しますので、登録を確認ください。


5. 発表形態:
   発表は口頭発表とポスター発表で行います。

   口頭発表: 一般講演の講演時間は1件あたり質疑応答も含め
  20分のものと30分のものの二種類を予定しています。
  使用可能機材は,液晶プロジェクター1台もしくはOHP1台のどちらか一方です。
  パソコンは機種により不具合が出ることもありますので、ご自身のものをお持ちください。


   ポスター発表:推奨するポスターサイズは横85cm×縦120cm です(A0で縦1枚)。
  ポスター発表の直前に一人1分間のショートプレゼンテーションを行います。



6. 参加費・懇親会費:
  参加費については,学会期間中の食費、懇親会費、宿泊費および登録費を含めた料金となります。
  学会当日徴収させていただきます。部分参加の場合については、世話人までお問い合わせください。
  今年度は、学会のみの参加の場合の登録費を追記しました。
  参加費は、参加人数によって変動する場合があります。ご了承ください。

参加費(全日) 登録費のみ
一般 25,000円 5,000円
学生 20,000円 1,000円


7. 連絡先:
  〒783-8502 高知県南国市物部乙200
    高知大学 海洋コア総合研究センター内 海洋研究開発機構
  谷水雅治

  TEL:088-864-6728;FAX:088-864-6727
  E-mail:tanimizum@jamstec.go.jp(@は半角に修正してください)
  ※できる限り電子メールでご連絡くださるようお願いします。