サイエンス・パートナーシップ・プログラム(教育連携講座)

<ENGLISH>

最終更新日:08.1.14

2004年8月3日に,高知大学海洋コア総合研究センターにおいて
サイエンス・パートナーシップ・プログラム(文部科学省主催)が行われました.
高知市の土佐塾高校の生徒10名がコアセンターで実習を行いました.実習後のアンケートの一部を紹介します.

サイエンス・パートナーシッププログラム(実施案内ページ)

文部科学省SPPページ

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アンケート1. 今回の教育講座の講義および実習で、印象に残ったものをあげてください。またその理由を書いてください.
●印象に残ったもの:微化石の抽出と実態顕微鏡観察・分類、電子顕微鏡観察。2種類の顕微鏡を使って美化石という私の知らない世界をみることができ大変感動したし、また、様々な種類の微化石を見つけることが非常に面白く、楽しかったからです。

●1.微化石の電子顕微鏡観察(とても高価な機械を使ってもらったし、しかもお気に入りの写真をプリントアウトしてもらったり、貴重な体験ができたから)
 2.炭素の濃度測定(試料をスズカップにつつむ細かい作業はすごく神経を使ってキツかったけど、楽しくできたから)
 3.氷河時代の海を探る(「酸素同位体比」が過去の気候変動を探る手がかりになることなど知らなかったことが少し分かったから。
 4.
『ちきゅう』の話(日本でそんなすごい計画が進められていて、しかもすごい船『ちきゅう』を日本で製造しているなんて知らなかったから。)
  ☆全部印象的でした。

●顕微鏡でコアの中にいるいろんな生物をみたこと。理由:小さい顕微鏡でいろんな虫がみえました。ケイソウとかユウコウチュウとか実際に見たのは初めてでドキドキしました。本当にかわいいムシをいっぱい発見してうれしかったです。自分で名前を付けたりしてたのしかったです。
 電子顕微鏡ではもっと拡大でき、写真までとってくれて、一生の思い出です。この写真は、大切に保存します。

●微化石のミクロな世界をのぞいてみよう!:肉眼で見たのと双眼実体顕微鏡のとでは、中の構造というか微化石の形態が全く違って見えた。
 電子顕微鏡(SEM)観察:本当にすごく鮮明に解析?できた!機械をいろいろ操作できたのも楽しかった♪

●3〜4日にした顕微鏡:3日は自分で洗うところから、有孔虫などの採取までできたし、面白い形の有孔虫や放散虫が見れたので
 4日は、先生らぁでも滅多に使うことができに顕微鏡で観察できたし、写真もとれたから.

●−20℃の体験ができたこと…絶対これから体験することはないと思うから。すごくつめたかったです。
 微化石の抽出と実体顕微鏡観察・分類…今までにみたことのない微化石をみることができたし、自分で顕微鏡をみることができて楽しかったです!筆でとるのもたのしかったです。
 微化石の電子顕微鏡観察…あんな大きな顕微鏡はみたことももちろんつついたこともなかったのですごく印象にのこりました。

●実体顕微鏡や電子顕微鏡を用いた微化石の観察が印象に残っています。人間の目には限度があるから、今回見たものはとてもためになりました、

●a.実習:炭素の濃度を測ってみよう:スズカップを開いて、20mg測るのが難しくて楽しかったです。

●一番目の実習が心に残っています。
 水で洗ったりしたのにすっごい昔のあんな小さなプランクトンの化石が残っていて顕微鏡をとうしてでも自分の目で見えるということがすっごい不思議でした。

●顕微鏡で有孔虫や放散虫を観察したこと
理由:一人で一台の顕微鏡が使えるのがとてもうれしかったし、自分の目で見たことのない不思議な生物をたくさん見れたから。

アンケート2. 教育連携講座を受講した感想を書いてください。
私は、少し前から海に関係のある仕事に就きたいと思っていました。だから今回の「SPP」も海に関係ある「海洋コア総合研究センター」の講座を受けたいと思いました。そしてこの2日間の実習や講義などを通して様々な知識を得ることができ、大変貴重な体験をさせてもらいました。 この体験で私の海への関心は、より一層高まりました。この体験を私の今後の将来の参考にしたいと思います。本当にありがとうございました。

●ちきゅうの話や名前だけは知っていた「海洋コア」の話、初めての実体顕微鏡、有孔虫や珪藻の化石・・・本当に知らなかったことだらけだけどとても楽しく充実した2日間だった。講師の先生や講師補助、TAの人達のおかげだと思います。私の将来の夢が決まっていなかったら、5年後くらいに、5年後くらいに海洋コア総合研究センターにいたかもしれないと思うぐらいに影響されました。機械があればぜひまた参加したいです。本当によかった.

●普段体験できないようなことがたくさん体験できました。はじめてのこたばかりでわからないし、難しいいことがたくさんあったのですが、ユウコウチュウの表面がぶつぶつだと分かるぐらい拡大できる顕微鏡は私にとって魅力的でした。私は顕微鏡がほしくなりました。帯地率は難しかったです。
 あと保存室の−20℃というのは、体が冷えました。楽しい体験ばかりできました。また、機会があれば、参加してユウコウチュウを捕まえたいです。本当にたのしかった。

●今まで今回のような講座を受講したことがなかったので、初めはすごい難しくて全然分からないやーってあきらめがちだったけど、実験とか実際していろいろ観察できたりしてうれしかった。
 本当に貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました!また一般公開の講座にもいきたいなぁって思っています。
 本当にありがとうございました☆

●私は授業では生物選択なので地学はほとんどわかってなかったけど、講義も実習もすごい楽しかったし、おもしろかった。すっごい細かい作業とかもちょっとした失敗はあったけど、コアセンターの人達のおかげで最後までできてよかった。
 アイスコアも見たり、実習もしてみたいと思った。

●最初から最後まですごく楽しかったです。講師の方々や講師補助またティーチングアシスタントの方々に本当に楽しく優しく教えていただいて、質問とかもしやすくて、地学コースにしてよかったと思いました。
 もともと海洋コアとかにはあまり興味を持ってなくて、よく知らなかったんですけど、今回のプログラムで昔の海についてや今の海についてすごく興味がわいてきました。今回のように少人数でやれたことがよかったと思いました。本当に楽しい2日間でした。

●普段、体験することができないことを多くの講師やTAさんなどと体験できたのでとてもためになった。
 一つの粒に注目してみると、見れば見るほど構造が美しく見えてきていい。だから、家に帰っても庭の砂をじっと見てみたりもしました。「こんな体験めったにできないから」と先生にも言われたので真剣に取り組んでよかったです。また機会があったら絶対にいきます。ありがとうございました!

●地学は1回も学校で習ったことがなかったので心配だったけど、実習の前にきちんと講義をしてくれたので理解できました。
 TAの人たちがやさしくて、分からないこともすぐ聞けて良かったです。CTスキャンが人間以外にも利用できることがわかって勉強になりました。学校では、理科の実験が1回もなかったので貴重な体験ができたと思います。高知に完成した地球が来たときには、ぜひ見学に行ってみたいと思います。

●すごく勉強になったと思います。自分の知らないところで科学がどんどん進んでいることや土や砂から昔の世界のいろんなことを知れるのは本当にすごいと思いました。
 TA の橋本さんとかもすごく優しくかみ砕いて教えていただいたて、本当にありがとうございました。また機会があれば、見に行きたいです。その時は、よろしくお願いします。

●高校生のときに、大学で実習や講義を受けれることはめったにないことなので機会を与えてもらってうれしかったです。
 講義や実習の内容は、やっぱり難しかったです。器具や機械にはほとんどすべてのものに英語で書いてびっくりしました。貴重な体験をさせていただいてありがとうございました。
 理科にもっと興味がでました。また、機会があったら受講したいと思いました。