ウインター・サイエンス・キャンプ in 高知大学

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最終更新日:08.1.14

12月26日(2日目)
・講義と実習

地球環境変動に関する講義.
 コアセンターの施設を見学中です.コア保管庫で保管しているコアの実物を見ています.

日本海富山沖から採取されたコアを縦に並べて,実際の海底面からの堆積物(地層)の重なり方を見ています.ラミナやタービダイトなどが観察されます.
海底下15mの堆積物を目の当たりにする生徒達.
世界中の海底から採取してきた堆積物を展示しています. 砂,炭酸塩軟泥,珪質軟泥,赤色粘土など様々な粒度,色,手触りの堆積物が海底にはたまっています.
大学院生の机を見ながら,将来を想像している?
コアの断面を観察しています.隣に置いてあるのはCTスキャナによるX線透過画像です.肉眼での見え方とX線での見え方を比べています.
四国沖のコアから実際にサンプリングを行いました. ふるいを使って砂サイズの粒子を取り出します.
取り出した砂粒子を実体顕微鏡で観察中.鉱物や岩片に混じって有孔虫,珪藻,放散虫などの微化石もたくさん見られます. その後,浮游性有孔虫Globigerinoides ruberを10個体拾い出して,質量分析計による酸素同位体比測定を行いました.(ちなみに,高知大学の学生実験でもこんな実習はやってません...)

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