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高知大学海洋コア総合研究センター設立15周年記念公開シンポジウム
「地球を掘ってわかること〜古地震,気候変動,地球の姿〜」
(地球掘削科学共同利用・共同研究拠点の成果と今後の展望)


○日程

平成30年11月30日(金)13:00〜18:00, 12月1日(土) 9:30〜12:00
<開場・受付開始:11月30日 12:15〜,12月1日 9:00〜>

○会場

オーテピア (4階) ホール・集会室
所在地:高知市追手筋2-1-1 オーテピアは高知市の中心街,追手筋に面した場所にあります。

○主催

高知大学海洋コア総合研究センター
      
○共催

高知みらい科学館,高知大学研究拠点プロジェクト「地球探求拠点:海洋と陸域に記録された環境・地震・レアメタルの過去・現在・未来」,4次元統合黒潮資源学の創成プロジェクト

○後援

海洋研究開発機構高知コア研究所,日本地球掘削科学コンソーシアム,東北大学学術資源研究公開センター,秋田大学国際資源学部,国立極地研究所,神戸大学海洋底探査センター,東京大学大気海洋研究所
○LOC

実行委員長:徳山英一
実行委員:池原実,岩井雅夫,山本裕二,氏家由利香       
○趣旨

・2003年(平成15年)に設立された高知大学海洋コア総合研究センターは2018年(平成30年)に15周年を迎えた。地球掘削科学を主軸とした共同利用,共同研究の国内拠点としてこれまでの活動を振り返り,コミュニティに果たしてきた役割,主要な研究成果,アウトリーチ活動などについて総括する。

・地球掘削科学利用・共同研究拠点としてのミッションを再確認するとともに,今後目指すべき拠点のあり方,共同利用・共同研究の方向性,研究支援体制の改善策などについて検討し,今後の共同利用・共同研究拠点の活動指針案をとりまとめる。

・研究成果を一般社会に公開する。


○招待講演者(五十音順)     
池原研 (産業技術総合研究所・首席研究員)
井龍康文 (東北大学大学院理学研究科・教授)
木村 学 (東京海洋大学・特任教授)
清川昌一 (九州大学大学院理学研究院・准教授)
後藤和久 (東北大学災害科学国際研究所・准教授)
平 朝彦(海洋研究開発機構・理事長)
多田隆治 (東京大学大学院理学系研究科・教授)
巽 好幸 (神戸大学海洋底探査センター・教授)
野牧 秀隆 (海洋研究開発機構・主任研究員)
兵頭政幸 (神戸大学内海域環境教育研究センター・教授)


プログラム

1日目 11月30日(金)

13:00 - 13:15
・開会挨拶 櫻井克年(高知大学・学長)
・来賓挨拶 高見沢志郎(文部科学省学術機関課・課長補佐)
・趣旨説明 池原 実(高知大学海洋コア総合研究センター・教授)


≪特別講演≫

13:15 - 13:45
平 朝彦(海洋研究開発機構・理事長)
「深海掘削が拓く新しい地球生命科学」


■ セッション1:古地震・イベント堆積物 【座長:岩井 雅夫】

13:45 - 14:10
池原 研(産業技術総合研究所・首席研究員)
「海底のイベント堆積物とこれを用いた地震・洪水履歴解読へのチャレンジ」

14:10 - 14:35
後藤 和久(東北大学・准教授)
「津波堆積物の地球化学同定法の開発と応用」


(休憩)


■ セッション2:古環境・古地磁気 【座長:山本 裕二】

14:50 - 15:15
多田 隆治(東京大学・教授)
「日本海堆積物の縞から読み解くアジアモンスーン変動史」

15:15 - 15:40
兵頭 政幸(神戸大学・教授)
「地磁気と気候のリンク」


■ ポスターセッション

15:40 - 17:00
共同利用・共同研究の成果
学内プロジェクトの成果


■ フリーディスカッション

17:00 - 18:00
題目:「地球掘削科学共同利用・共同研究拠点とIODP/ICDPのさらなる発展に向けて」
話題提供者:
巽 好幸(神戸大学・教授)海洋底探査(火山・鉱床・活構造)と海洋コア研究の今後の連携
江口 暢久(海洋研究開発機構・部長)
野牧秀隆(海洋研究開発機構・主任研究員)
ほか

19:00 - 懇親会(三翠園)


2日目 12月1日(土)

■ セッション3:高知から生まれるサイエンス

9:30 - 9:55
池原 実(高知大学・教授)
「南大洋の深海底探査と新たな掘削研究の始動」

9:55 - 10:20
井龍 康文(東北大学・教授)
「タヒチ,グレートバリアリーフ,琉球サンゴ礁掘削が描き出す新たな地球環境史」

10:20 - 10:45
清川 昌一(九州大学・准教授)
「太古代・原生代の海底環境復元(DXCL, GHB掘削)」

(休憩)

11:00 - 11:25
谷川 亘(海洋研究開発機構・主任研究員)
「水中地震考古学のススメ:歴史自然災害を紐解く新たなアプローチ」

11:25 - 11:50
木村 学(東京海洋大学・特任教授)
「Nantro SEIZEプロジェクトと延岡衝上断層帯掘削の総括」


11:50 - 12:00
・閉会挨拶 徳山 英一(高知大学海洋コア総合研究センター長)


(昼食)

■ ビジネスミーティング(非公開)

13:30 - 15:00
・共同利用・共同研究拠点の中間評価について
・連携機関ネットワークを生かした共同研究等について
・若手研究者育成への取り組みについて
・国際化に向けた取り組みについて
ほか