２月４日、地域協働学部学習成果報告会が2020年２月以来、久しぶりに対面開催で行われました。

　学習成果報告会は地域協働学部が出来た2015年から学部と「地域協働教育推進会議」の共催で実施されています。

　今年度の報告会も学生実行委員会が中心となり企画運営を行いました。主役となる３年生はコロナ禍が始まった年に入学した学年です。
オンライン授業への切り替えや様々な制約の中、教員とともに手探りで学びを続けてきました。今年の報告会は、学部のよさこいサークルのメンバーによる企画をつくったり、会場レイアウトを工夫したり、ご来場いただく皆さんに少しでも学生たちの日頃の活動を伝えようとの３年生の想いが詰まった企画となりました。
　推進会議の会員企業様に協賛のお願いに伺ったり、開催当日までの様々な準備、当日の会場設営や運営に関する様々な役割分担など実行委員会の学生たちが担いました。

　当日は、２年生・３年生の全実習班の発表が行われたほか、各実習班が制作した物品や試作品などをブースで展示しました。また、１年生の実習発表は少人数グループに分かれて、上級生たちに向かって企画発表し意見をフィードバックしてもらうワークショップ形式で行われました。

　３年生からは「ほかの実習班がどのようなことをしているのか具体的に知ることができた。もっと早くから知っていればよかった」との感想や初参加の１年生からは「先輩たちはどの班も魅力的で、実習地選択を悩みます」といった感想も。

　コロナ禍以降、初めて１年生から３年生まで３学年が一堂に会した学習成果報告会。初めて大きな催しを自分たちの手で運営した達成感が実行委員のメンバーの顔にはあふれていました。