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記憶を辿るまち歩きを模索中(黒潮クラスター「記憶の記録と継承チーム」)

 11月8日、黒潮クラスター「記憶の記録と継承チーム」は、室戸市を訪れました。
 10月11日に室戸市職員組合・青年部のご厚意で実現した情報交流会。その第二弾として、遠洋漁業の町・室戸の当時に思いを馳せられるような景観の断片やそれらに纏わる記憶をよそ者である学生が学び、教わったことを解説しながら現在の室戸について青年部の方々から教わる。そんなまちあるきをできないかと、現在模索しています。
 
 今日はまちあるき企画実現に向けた調査の一貫で、捕鯨船やマグロ延縄船の元船員で市議会議長を務めたこともある当時に詳しい方に、お話を伺いにお邪魔しました。
 当時、遠洋マグロ漁船や捕鯨船に乗ることは稼ぎになり親や家族を助けることでもあったそうです。漁業の町・室戸にとって、漁港近くの繁華街は、船に積むお米といった食料や燃料や道具の調達をする地域の産業を担う場所でもあったそう。船上で長く過ごす船員さんたちがお互いに打ち解けたり、労ったり士気を上げるための料亭での宴会は、出港前・入港後の大事な時間だったそうです。
 船員さんたちが立ち寄る象徴的な場所や長く続くお店の情報を教わり、その後室津港に向かいました。オーテピア高知図書館で入手した1970年代の地図を見ながら、路地を歩きます。毎晩宴会したという老舗の料亭や、10月11日に青年部の方が言及しておられたお店も、歩く過程で見つけました。
 
 長く続くお店で昼食をいただき、図書館や議会事務局にも伺って、当時を知るための資料を探しました。今回教わったことや知ったことをさらに掘り下げるために、遠からずまた室津港にお邪魔することになりそうです。


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