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2007年2月26〜28日:標本調査のため篠原現人さん(Dr. Shinohara, Gento, NSMT 国立科学博物館動物研究部魚類部門)と 何 宣慶さん(Dr. Ho, Hsuan-Ching, Academia Sinica, Taiwan)が研究室を訪れました.篠原さんは,滞在中にはスズキ亜目魚類の臀鰭棘の形態や機能に関する標本調査のため,様々な魚類の軟X線写真を撮影しました.何さんはアンコウ目魚類の分類の専門家です.(下へつづく)


研究室で標本を観察する何さん.今回はアカグツ科のアカグツ属とアカフウリュウウオ属,フサアンコウ科を中心に標本を調べました.高知の後は,ロシアの標本を調べるために,東京経由で冬のモスクワへ.


夜間に土佐の干物類を調査中の篠原さんと何さん(高知市内のはまびと料理旧宮「ふるみや」にて)


土佐の干物盛り合わせ(左上).シシトウから時計回りにタマガンゾウビラメ,ヒメジ,マアジ,キビナゴ,カタクチイワシ,アオメエソ,そしてオキヒイラギです.追加のオキヒイラギとアオメエソ(右下).


これがウワサのヤケド(ハダカイワシ)の干物です.囲炉裏の炭火焼きでヤケドの干物を食べられるのは,旧宮だけでしょう(他は知りません).

(写真撮影:遠藤広光)