私たちについて

“Gender, Language and Culture”

講座名 “Gender, Language and Culture”
講座の内容
Course Description:
These classes will consider the connection between gender, language and culture. We will think about gender and gender issues in society in a conscious and critical way. The authentic materials for these classes will come from a variety of sources including the media, children’s literature and advertising. We will consider aspects of gender in contemporary Japanese society and make cultural comparisons to western societies. A central part of these classes will include a study of how gender influences language with students participating actively to identify gender-biased words and phrases found in everyday English.

Course Requirements:
This course will be taught in English and therefore it will be assumed that students will have both a sound understanding of English and an interest in exploring gender issues. Considering the nature of the content and the method of instruction, this course should attract students with a high level of English - a pre-requisite would be successful completion of the pre-1st English proficiency STEP test. PowerPoint will be used as visual support when lecturing in English, but a group discussion format based on personal experience, visual materials and short readings will also be extensively used.

注意事項等  ※定員 20名

講師

Darren Lingley(ダレン リングリィ)


Lecturer Profile:
Darren Lingley
高知大学人文学部准教授
Associate Professor, Department of International Studies
Faculty of Humanities and Economics
Kochi University
Age: 42
Nationality: Canadian

日程 11月1日、8日、15日、22日、29日
毎週木曜日 13時10分〜14時40分
会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「中国語入門」

講座名 「中国語入門」
講座の内容
2008年に北京でオリンピックが開催されることもあって、中国語ブームが一段と高まるだろうと思われます。少し中国語を話すことができれば、少し中国語がわかれば便利ではないかと思う方達を対象に、高知大学は昨年に引き続いて今年も「秋の公開講座」で中国語講座を開催することに致しました。

中国語講座は、はじめて中国語を勉強する人ために中国語の基本を学び、最低限のコミュニケーションを取ることを目指す入門講座です。  中国語を話す為に必要な発音から始まり、挨拶言葉から簡単なコミュニケーションを取れるように必要な練習を行い、日常生活用語をはじめ、色々な旅行の場面を設定した会話や表現方法を学びます。
講師

周 雲喬(SHU UNKYO)


周 雲喬 (SHU UNKYO )
京都大学文学部大学院卒業後、平成6年高知大学人文学部赴任
高知大学人文学部教授
専門分野 中国古典文学、比較文化

日程 9月18日、25日、10月2日、9日、16日
毎週火曜日 15時〜16時30分
会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「初めてのドイツ語」

講座名 「初めてのドイツ語」
講座の内容
はじめてドイツ語を学ぶ人のために、ドイツ語の発音からはじまって、基本的な文の組み立て(現在形の単文)までの内容をできる限り強行軍にならないようにすすめます。
文法や挨拶のみでなく、できるだけ「文化の話」を取り入れて授業を進めたいと思います。

第1回「発音1(母音)、名詞の性」
第2回「発音2(子音) 挨拶」
第3回「動詞の人称変化と語順」
第4回「格とはなにか」
第6回「まとめ」

講師

小澤 萬記


小澤 萬記(おざわ かずのり)
高知大学人文学部教授
専門 比較文学・比較文化

日程 10月5日、12日、19日、26日、11月2日
毎週金曜日 13時10分〜14時40分
会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「教養としての日本語教育講座」

講座名 「教養としての日本語教育講座」
講座の内容
ここ数年、「日本語の表現力」を向上させるための本や、日本語の知識を問うバラエティー番組によって、多くの人が日本語に関心を持つようになりました。そして、私たちの周りでも外国人との交流の機会が増え、「日本語を教えてみたい」という人も多くなりました。しかしながら、「日本語を話せる」ことと「日本語を教える」ことの間には太平洋とまではいきませんが、瀬戸内海ほどの距離があるようです。日本語を教えるためには、そのギャップを埋めるべく、常に幅広い知識や技術を求め、自らが学習を続ける必要があります。この講座が捨て石としてお役に立てばと思い、わずか6個の石ですが投げ入れてみます。

第1回「230万人の日本語」 山本 恭子
国際交流基金が2003年度に行った海外教育機関調査では、127カ国・地域で2,356,745人が日本語を学習していることがわかりました。これに、テレビなどの日本語講座や個人で学習している人、留学生をはじめとする日本国内の学習者を入れると、実際の学習者の数はこの数倍に達すると推測されます。どのような人がどんな目的で日本語に関心をもち学習を始めたのか、どのような環境のもと、どのような方法で学習しているのか、世界の日本語教育事情を紹介します。

第2回「ヨン様の日本語」 山本 恭子
私たち日本人が英語の/l/と/r/音の区別が苦手なように、日本語を母語としない人にとって日本語の音はなじみのないものもあるかも知れません。韓流スター、ぺ・ヨンジュンさん出演のCMをご覧になったことはありませんか。ぺさんの日本語のセリフに注目!
韓国語や中国語、英語話者の話す日本語から、音声と音韻に関することがらをとりあげ、日本語の音声の特徴を解説します。

第3回「車に乗りながら音楽を聴く?」 池 純子
「何か引っかかる・・・でもなぜ?」という文を聞いたり見たりしたことはありませんか。そこには私たち母語話者の語感に違反する何かが幾重にも重なって存在しているようです。そのルールの森を少しのぞいてみましょう。

第4回「三つ子の魂いくつまで?」 池 純子
中国帰国者や海外移住者の三世、四世、あるいは親の仕事や国際結婚などで来日した日本語学習を必要とする「越境する子どもたち」が増えていることをご存じでしょうか。
日本語を身につけようと格闘する帰国・外国人児童生徒に対する日本語教育の現状を紹介します。

第5回「うれしいほめ言葉?『先生、今日の授業はよかったです』」 尾中 美代子
異文化交流の場において、相手に対する配慮は大切な要素ですが、その表し方は文化によって異なっています。その違いから生まれる様々なエピソードをもとに、異文化理解について考えてみたいと思います。

第6回「話す力を測ってみよう!」 尾中 美代子
自分の会話能力はどの程度だと思いますか。日本語は文句なし、超級ですか。では、英語は?何を基準に中級・上級といえるのでしょうか。ここでは、ACTFUL OPIの基準をもとに、会話のレベル判定の方法と学習者のレベルにあった話し方、話題などについて取り上げたいと思います。

注意事項等 ※開催回数は6回です。

講師

山本恭子(やまもと きょうこ) コーディネーター
池純子(いけ じゅんこ)
尾中美代子(おなか みよこ)


山本 恭子(やまもと きょうこ)
高知大学非常勤講師
高知大学文理学部文学科卒業
池 純子(いけ じゅんこ)
高知大学非常勤講師
高知大学人文社会科学研究科修了
尾中 美代子(おなか みよこ)
高知大学非常勤講師
高知大学人文社会科学研究科修了

日程 9月14日、21日、28日、10月5日、12日、19日
毎週金曜日 19時〜20時30分
会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「福祉国家スウェーデンにおける生活と福祉と教育」

講座名 「福祉国家スウェーデンにおける生活と福祉と教育」
講座の内容

北欧スウェーデンの生活スタイルや福祉制度および教育の実際について学ぶことを通して、今後の私たちの生活について考える。具体的には(1)スウェーデンという国について学び、(2)スウェーデンにおける社会福祉制度を知り、(3)スウェーデンの教育について考察し、(4)スウェーデンの障害児・者の状況について検討し、(5)スウェーデンそして日本の今後について議論する。

第1回「スウェーデンにおける生活」
第2回「スウェーデンの社会福祉制度」
第3回「スウェーデンの教育の実際」
第4回「スウェーデンの障害児・者の暮らし」
第5回「スウェーデンと日本」

講師

是永 かな子


是永 かな子(これなが かなこ)
高知大学教育学部 准教授

日程

10月29日、11月5日、12日、19日、26日
毎週月曜日 19時〜20時30分

会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「イタリアの初期ルネサンス絵画」

講座名 「イタリアの初期ルネサンス絵画」
講座の内容
イタリア・ルネサンス美術と言えば、誰しもレオナルド・ダ・ヴィンチやサンドロ・ボッティチェッリ、あるいはラファエッロといった、15世紀末から16世紀初頭に活躍した巨匠の名を思い浮かべることと思います。しかしながら、こうした盛期ルネサンスの精華も、それに先立つ世代による美の探究の上に花開いたことを忘れてはならないでしょう。本講座では、15世紀前半から後半にかけてイタリアのトスカーナ地方を中心に活躍した代表的な画家たちの仕事を概観しながら、初期ルネサンス絵画の展開を解説します。
時代・地域ともに比較的限られた範囲を扱いますが、美術という非言語的な表現形式が、いかに豊かで個性的な「言葉」をもって今日の私たちに語りかけてくるのか、またこれらの芸術とそれらを産み出した地域や時代とがどのような関わりを持っていたのか、考えるきっかけになればと思います。

第1回「イタリアにおける国際ゴシック様式」
第2回「マザッチョとマゾリーノ」
第3回「フラ・アンジェリコ」
第4回「フラ・フィリッポ・リッピとベノッツォ・ゴッツォリ」
第5回「パオロ・ウッチェッロとアンドレア・デル・カスターニョ」

注意事項等 ※各回の講義内容は、講座の進捗状況等により、一部変更する場合があります。

講師

駒田 亜紀子


駒田 亜紀子(こまだ あきこ)
高知大学教育学部准教授
専門分野:西洋美術史
研究テーマ:西洋中世後期(13−15世紀)の写本彩飾

日程 11月6日、13日、20日、27日、12月4日
毎週火曜日 19時〜20時30分
会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「アナタもワタシも歌わにゃSONG!」

講座名 「アナタもワタシも歌わにゃSONG!」
講座の内容
人の声は十人十色と言われますが、それでは個々となると一人一色なのでしょうか?もちろん違います。私たちは喜怒哀楽を様々な声の色によって表すことが出来ます。この講座では歌における言葉のニュアンスに着目し、それを声で表現することを実際に体験して頂きたいと思います。大学の声楽の授業で行われている、体をほぐす体操から腹式呼吸の練習、発声練習も行いたいと思っています。初めての方でも大丈夫です。歌のレッスンというものを少しだけ体験してみませんか?

第1回「いい声ってどんな声?」
第2回「声年齢は衰えない!?」
第3回「声で描こう!色彩豊かに。I」
第4回「声で描こう!色彩豊かに。II」

備考 希望があれば講座の中での公開個人レッスンも受け付けます。ご希望の方はお申し込みの際にお知らせ下さい。尚、申し込み多数の場合は応じられないこともありますのであらかじめご了承下さい。
曲目は基本的にイタリア古典歌曲又はモーツアルト、シューベルトの歌曲からお選び下さい。
尚、伴奏者は原則として同伴下さいますようお願い致します。

注意事項等 ※開催回数は4回です。

講師

小原 浄二


小原 浄二(おばら じようじ)
高知大学教育学部准教授(音楽教育 声楽)
岩手大学卒業後、東京芸大声楽科に進学し首席で卒業。松田トシ賞受賞。同大学院独唱科修了。佐々木正利、伊藤亘行、多田羅迪夫の各氏に師事。

ドイツリート、オラトリオを中心に研讃を積み、東京芸大時代には小林道夫氏のもとバッハカンタータクラブに所属し研究・演奏を行う。その後、国内外の演奏会にソリストとして出演。1992−1994年には鈴木雅明氏が音楽監督を務めるバッハコレギウムジャパンのコーラスマスター及びソリストとして活躍。

1994−1995年、ドイツに留学し、H.クレッチマール氏に師事すると共に多数の演奏会に出演。特に、ミュンヘン、ヘラクレスホールにおけるニュルンベルク交響楽団定期公演、J.ツィルヒ指揮、ハイドン「天地創造」パスソロなどは、現地新聞紙上等において絶賛される。帰国後も全国各地に招かれソロ活動を行い、宗教音楽の世界的名指揮者である、H.J.ロツチュ、G.Ch.ビラー等との共演や、新日本フィルハーモニー交響楽団定期公演における、G.ポッセとの共演のほか、関西フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、スウェーデン放送合唱団との共演などで高い評価を得ている。現在、高知大学教育学部准教授。高知バッハカンタータフェライン指揮者。アンサンブル≪BWV2001≫メンバー。

日程 9月19日、26日、10月3日、10日
毎週水曜日 時間は9月19日のみ19時〜20時30分
他は、19時〜21時
会場 高知大学 朝倉キャンパス 音楽棟1階 ホール
受講料 6,200円

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「書道に親しむ」

講座名 「書道に親しむ」
講座の内容
学書にはいろいろの方法がありますが、本講座では、用筆法とか運筆法とか言われている筆使いから始めます。
次に初歩の方、程度の高い方にいずれにもわかりやすく古典の臨書を通して、造形法の原理原則に触れていただく予定です。
古典の美しさやよさを味わうことによって、これから書を学ぶ方々の参考、指針になれば、と思っております。

今年の講座は大きな筆を使う大字書にしました。
・大字書の用筆法について
・書体と検字について
・濃墨と淡墨の表現について

備考:書道用具の他に大きい筆、(穂先)径3cm×長さ15cm程度が2、3本必要です。
注意事項等 ※定員10名

講師

北川 修久(きたがわ のぶひさ)


北川 修久(きたがわ のぶひさ)
高知大学教育学部教授
書家名:北川 修久(きたがわ しゅうきゅう)
毎日書道展審査会員

日程 10月6日、13日、20日、27日、11月10日
毎週土曜日 14時〜16時
会場 高知大学 朝倉キャンパス 教育学部 4号棟2階 書道実習室
受講料 6,200円

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「人にわかりやすくものごとを伝えるための言語スキル講座」

講座名 「人にわかりやすくものごとを伝えるための言語スキル講座」
講座の内容
日本人は、英語(第二言語)ができないとよく言われます。その原因は、どこにあるのでしょうか。英語力が足りない、それだけが原因なのでしょうか。確かにある程度の英語力は必要です。しかし、コミュニケーションに求められるもっと重要な力は、ことばの構成に注意して、わかりやすくものごとを伝える力です。そこにこそ日本人英語の落とし穴があるのではないでしょうか。
そこで本講座では、日本語を使って生活している私たちの「察し」重視の言語生活を振り返りながら、他者性を意識し、人にわかりやすくものごとを伝えるための「ちょっと変な」日本語、翻訳可能な日本語を使って、人物や事物をうまく描写したり、物事をわかりやすく説明したりできるコミュニケーション能力を養います。

第1回 オリエンテーション、日本語と英語の違い、「ちょっと変な」日本語の考え方と使い方
第2回 「ちょっと変な」日本語による演習1:主語、理由・根拠を明確にした問答練習
第3回 「ちょっと変な」日本語による演習2:描写練習
第4回 「ちょっと変な」日本語による演習3:説明練習
第5回 「ちょっと変な」日本語による演習4:成果の発表、まとめ

講師

村端 五郎


村端 五郎(むらはた ごろう)
高知大学人文学部・国際社会コミュニケーション学科教授(第二言語習得論)

日程 10月5日、12日、19日、26日、11月9日

毎週金曜日19時〜20時30分

会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「土佐の自然に親しむ」

講座名 「土佐の自然に親しむ」
講座の内容
「豊かな自然」は土佐のキャッチコピーになった感があります。実際、亜熱帯から亜寒帯までの気候帯を含む高知県の自然は、全国でも類い希な存在と言えるでしょう。生物科学に携っている講師陣から見れば、願ってもない研究対象が身近にあるという贅沢きわまりない土地が高知県です。本講座では、無数にいる生き物たちから私たちの身近に存在する一部を取り上げ、彼らの意外な側面と暮らしぶりから、生き物たちと土佐の自然が持つ価値を考えます。

第1回「コケ植物の多様な世界を楽しむ」松井 透
第2回「狭いながらも偉大な干潟の話」町田 吉彦
第3回「身近な自然−里地・里山の植物とその生活」石川 愼吾
第4回「動物たちの身を守る知恵」種田 耕二 
第5回「見事にしたたかな生き物−地衣類あれこれ」岡本 達哉 

注意事項等 ※定員20名

講師

松井 透、町田 吉彦、石川 愼吾、種田 耕二、岡本 達哉(講師)
町田 吉彦(コーディネーター)


松井 透(まつい とおる)
高知大学理学部准教授(博士[理学]:広島大学) 
高知大学理学部卒、広島大学大学院理学研究科博士課程前期植物学
専攻修了 
専門:植物分類学(蘚苔類)
町田 吉彦(まちだ よしひこ)コーディネーター
高知大学理学部教授(理学博士:九州大学)
高知大学文理学部卒、九州大学大学院理学研究科博士課程単位取得
退学 
専門:魚類分類学、水生動物生態学、土佐の自然史科学
石川 愼吾(いしかわ しんご)
高知大学理学部教授(理学博士:東北大学)
東北大学理学部卒、東北大学大学院理学研究科博士後期課程中退 
専門:植物生態学、植生学、保全生態学 
種田 耕二(たねだ こうじ)
高知大学理学部教授(理学博士:広島大学) 
高知大学文理学部卒、広島大学大学院理学研究科博士課程単位取得 退学
専門:動物生理学、細胞生理学、動物行動生理学
岡本 達哉(おかもと たつや)
高知大学理学部准教授(博士[理学]:広島大学)
広島大学理学部卒、広島大学大学院理学研究科博士課程後期修了
専門:地衣学、植物分類学

日程 10月15日、22日、29日、11月5日、12日
毎週月曜日 19時〜20時30分
会場

高知市内会場(「まちの駅」2F)
まちの駅(高知市帯屋町2丁目20番地)

受講料 6,200円

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「黒潮の恵みを科学する」

講座名 「黒潮の恵みを科学する」
講座の内容


高知県は我が国でも最も黒潮の恵みを受けている地域の一つであり,カツオやマグロなど豊かな魚介類がもたらされています.しかし黒潮の恵みは海の幸に限りません.黒潮による温暖な気候によってもたらされた豊富な降水は森林の発達をうながし,四万十川に代表される高知県下の河川は水量豊富で,里の農作物をうるおし,森林からの豊富な栄養を沿岸海域に供給し,生物の再生産に大きな役割を果たしています.つまり,黒潮の恵みは,海の幸・山の幸・里の幸にも及んでいるのです.その一方で,黒潮が「海の砂漠」と呼ばれるほど栄養の乏しい不毛の海であることは,意外と知られていません.
本講義では,黒潮の正体やその影響について理解してもらうために,なぜそのような“不毛の海”が森・川・里・海などに対して多くの恵みをもたらすのかについて科学的に解説します.

 

第1回「黒潮の恵みー豊富な降水と河川の栄養塩の役割」深見 公雄
まず,あまり知られていない黒潮の正体について解説したあと,黒潮がもたらす降水が森林土壌を通過することで多くの栄養塩が河川水中に供給され,付着藻類(コケ)などによって消費されたあと,それらはアユ等の重要な餌となっていることなど,河川水中の栄養塩の生い立ち・役割,そしてそれらを利用して育つ藻類の役割について解説する.

第2回「黒潮がつなぐ森の道−熱帯雨林から高知の森へ−」市榮 智明
東南アジアの熱帯域から日本にやって来る黒潮は,温暖な気候と豊かな降水をもたらし,それが多様な植物や森林を育んでいる.熱帯から高知にいたる様々な森林のタイプとそこに生育する植物の不思議な生態について,何千キロの黒潮の旅とともに紹介する.

第3回「農作物を育む生命の「水」−海洋深層水の魅力−」石川 勝美
高知県の農作物を育む生命の「水」について,地球規模的環境問題から考え,その中でも特に海洋深層水の魅力を分子レベルから科学する.また海洋深層水(脱塩水や濃縮深層水・ミネラル調整液等)の高品質農業生産への有効性について検証する.

第4回「アユの赤ちゃんのお話―河口・汽水域の重要性」木下 泉
高知県は日本でも有数のアユの産地であり,その前面に拡がる土佐湾沿岸はアユ仔稚魚にとって重要な成育場である.そのアユが,サケと同じように母川回帰を行うことが分かってきた.講義では,現在,激減しているアユ資源にとって沿岸生態系がいかに重要かについて解説する.

第5回「黒潮の恵みを健康に生かす」大谷 和弘
黒潮は高知の海と陸に多くの恵みをもたらしている.その中には我々の健康にとって有用なものも多い.講義では、高知県の自然の恵みから見出した,アレルギー抑制物質,抗肥満物質などの健康機能性物質について解説する.また,黒潮が流れている国々の自然の恵みと健康について考えてみたい.

 

備考:5回の講義はすべて一つの流れとして互いに関連づけてお話しするので,できるだけ欠席せずに5回の講義のすべてを出席可能な方に聴講していただきたいと考えています.

黒潮の恵みを科学する
「冒険!発見! くろしおの旅」

2007年8月28日(火)〜9月2日(日) AM9:00-PM5:00
高知市文化プラザ「かるぽーと」
7階市民ギャラリー第2展示室

詳細はこちらから

高知大学で研究している「黒潮」についての旬の情報を、高知の子どもたちに分かりやすく伝える「企画展」です。
http://www.kochi-u.ac.jp/~wwwlife/kuroshio2007/index.html

 

講師

深見 公雄・市榮 智明・石川 勝美・木下 泉・大谷 和弘(講師)
深見 公雄(コーディネーター)


深見 公雄(ふかみ きみお)
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科教授,農学博士
京都生まれの京都育ち.魚類を研究したくて大学は水産学科に入学したものの,授業で聴いた微生物のおもしろさにひかれ,学部途中で簡単に方向転換.現在は,食べる魚(すなわち酒の肴)以外は全く魚類には興味が無い.現在は,海の微生物の役割やそれを利用した環境保全,悪化した環境の修復と改善などをテーマに研究を行っている.趣味は,いいお酒(純米酒・麦芽100%ビール)をいい料理とともにいいお店でシッポリ飲むこと.

石川 勝美(いしかわ かつみ)
高知大学教授(農学部・自然環境学コース主任、農学博士).1977年九州大学大学院修士課程修了.研究課題は、貴重な水資源を有効に利用するため、環境負荷軽減に注目した岩石・機能水の高度利用や水の構造制御による高品質植物生産等.

木下 泉(きのした いずみ)
1955年九州小倉生れ.専門は魚類生活史,特にアカメ,アユ,ボウズガレイの生活史はライフワーク.昨今,九州諫早湾干拓に反対するため,有明海において特に魚類再生産の見地から精力的に調査研究を行っている.無趣味,好きなもの:とんこつラーメン,餃子,芋焼酎だが,特にラーメンに関しては薀蓄が深い.

市榮 智明(いちえ ともあき)
高知大学農学部農学科国際支援学コース准教授,博士(理学)
専門分野:樹木生理生態学研究テーマ:数年に1度だけ大量に開花・結実する樹木の繁殖の仕組みや樹木が外的から葉や新芽を守る方法の違いなど,樹木の個性を内面から研究しています.

大谷 和弘(おおたに かずひろ)
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科准教授,薬学博士
広島から高知に来て4年、高知の自然の恵みに浸って生活できることに感謝している.専門は天然物有機化学,生薬学.民間薬や食品の健康機能性について研究してきたが,もっと人の顔の見える研究を目指し,現在民族薬学に研究フィールドを拡大中.調査で外国に行き,その国の子供と触れ合うのを楽しみにしている.

日程 10月22日、29日、11月5日、12日、19日
毎週月曜日 19時〜20時30分
会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「高知の美術−高知県立美術館のとりくみ−」

講座名 「「高知の美術−高知県立美術館のとりくみ−」
講座の内容
高知には、「高知県立美術館」という素晴らしいミュージアムがあります。地域を活性化させるには、産業面だけではなく文化面も豊かにしていく必要があります。わざわざ県外に行かなくても、高知には素晴らしい文化施設が沢山あります。その中で、今回は高知県立美術館の学芸員のみなさんに講師になっていただき、「高知の美術」について講義いただきます。
高知県立美術館では6名の学芸員が日々業務を行なっています。展覧会の企画実施や作品の保護管理、出前講座やワークショップなどなどその仕事内容は多岐にわたり、県民の方々の多様なニーズにお応えしています。今回の講座では、そのような美術館の取り組みを、担当する学芸員から直接お話しいただき、美術の素晴らしさ、文化施設の意義(アートセンター)についてみんなで考えてみたいと思います。
どうぞ、お気軽にご聴講ください。

第1回「画家・奥谷博の世界」 後藤 雅子
日本芸術院会員の洋画家・奥谷博氏は1934(昭和9)年、宿毛市に生まれ、高校を卒業するまで同地で過ごしました。1955(昭和30)年、東京藝術大学美術学部油画科へ入学。在学中に独立美術協会第26回展に初出品・初入選を果たします。以後も洋画壇で活躍し続け、2007(平成19)年にはパリのユネスコ本部で個展を開催しました。長年にわたる奥谷博氏の画業や作品の魅力についてお話しします。

第2回「美術品の寿命を延ばす」―美術館の作品保存について― 影山 千夏
美術館では大切な作品を守り後世に伝えていくために、様々な方法で作品を保存管理しています。一方、美術館では、多くの方々に作品を公開していかなければなりません。しかし、公開することは、湿気、紫外線、雑菌等々に作品を曝すことでもあります。公開と保存は相反するものなのです。この講座では、作品の寿命を少しでも延ばすための美術館の取り組みをお話ししたいと思います。また、日本の伝統技術を利用し、新たな仕様で行った大型版画作品のマット装・額装について、実際の作業施工の記録などを元にご紹介します。

第3回「高知県の戦後美術の流れ」―前衛美術運動を中心に― 松本 教仁
高知県には山脇信徳や中村博が創設し60年以上の歴史を持つ県展や、戦後の前衛美術運動の興隆、昭和から平成にかけての活発なテーマ展の開催など、とても豊かな美術の流れがあります。現在の県内各地で若手を中心とした展覧会活動が盛んですが、その土台となっている高知の戦後美術の流れを豊富な図版によって振り返ってみたいと思います。

第4回「美術の楽しみ―みる」―美術鑑賞のススメ― 河村 章代
「美術鑑賞」は難しい・・・と思い込んでいる方はたくさんいます。本当にそうでしょうか?また、作家や作品の情報をたくさん覚えることが「美術鑑賞」でしょうか?「絵の見方」は決まっているのでしょうか?絵をみる楽しみが増えるような「絵の見方」を一緒に考え、発見していく講座にしたいと思います。

第5回「高知県立美術館の西洋美術コレクション」 奥野 克仁
平成3年から収集を開始した県立美術館のコレクションについて、収集方針の策定や収集の手順などの具体的な作業を説明するほか、二千点を超える西洋美術コレクションの概要を紹介します。当館のコレクションの中核を成すマルク・シャガールの作品をはじめ、マックス・クリンガーやドイツ表現主義の版画、1980年代にアートシーンを席巻した「ニュー・ペインティング」を経て現代に至る、近代西洋美術の100年を、「表現主義」をキーワードに見渡します。

第6回「美術の楽しみ―つくる」―ワークショップのススメ― 長山 美緒
県立美術館では、展覧会以外にも様々な事業を行っています。展覧会やホールの関連等で行うワークショップもその一つです。これまで、担当してきたワークショップを交えながら、体験型事業についてご紹介します。

注意事項等 ※開催回数は6回です。

協力:「高知県立美術館」 http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/

講師

後藤 雅子、影山 千夏、松本 教仁、河村 章代、奥野 克仁、長山 美緒(講師)
坂本世津夫(コーディネーター)


後藤 雅子(ごとう まさこ)学芸員 担当:日本近世・近代美術
影山 千夏(かげやま ちなつ)主任学芸員 担当:高知県の写真史、作品保存
松本 教仁(まつもと のりひと)学芸課チーフ 担当:現代美術、地域文化資源
河村 章代(かわむら あきよ)主任学芸員 担当:教育普及、近代美術(工芸含む)関係
奥野 克仁(おくの かつひと)学芸専門員 担当:近代西洋美術
長山 美緒(ながやま みお)学芸員 担当:ホール事業および教育普及事業

坂本 世津夫(さかもと せつお)コーディネーター
高知大学国際・地域連携センター教授(生涯学習部門長)

日程 9月14日、21日、28日、10月5日、12日、19日
毎週金曜日 19時〜20時30分
会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「今に生きる坂本龍馬」りょうま探訪

講座名 「今に生きる坂本龍馬」りょうま探訪
講座の内容
高知県立坂本龍馬記念館を訪れる人の多くが、「やっと龍馬に会うことができた」「龍馬さん、あなたなら今の時代をどう思いますか?」「どうしたらいいですか?」と問いかけてきます。混迷した今の時代が龍馬を必要としていることがヒシヒシと伝わってきます。
単なる龍馬人気とは言えない何か。これほどの人を惹きつける龍馬の魅力とはいったい何なのか。記念館という現場にいるからこそ語ることのできる龍馬を、龍馬の言葉やゆかりの人々などを道しるべに考察してみたいと思います。

第1回「やっぱり龍馬は生きている」 森 健志郎
第2回「龍馬をめぐる人々〜家族と子孫」 前田 由紀枝
第3回「龍馬の志〜日本の洗濯から海援隊へ」 前田 由紀枝
第4回「龍馬の精神〜わがなすことはわれのみぞ知る」 前田 由紀枝
第5回「龍馬と土佐〜人誰か父母の国を思わざらんや」 前田 由紀枝
第6回「高知県立坂本龍馬記念館見学(解説付き)」 前田 由紀枝

注意事項等 ※開催回数は6回です。
第6回の坂本龍馬記念館見学は11月15日 10時〜12時(現地集合解散)
別途、入館料が必要です。

協力:「高知県立坂本龍馬記念館」http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~ryoma/

講師

森 健志郎、前田 由紀枝


森 健志郎(もり けんしろう)
高知県立坂本龍馬記念館館長
高知新聞社社会部長、学芸部長、高知新聞企業取締役観光局長等を歴任後、現職
前田 由紀枝(まえだ ゆきえ)
高知県立坂本龍馬記念館主任(学芸担当)
朝日新聞高知支局勤務、公立中学校教員を経て現職

日程 10月11日、18日、25日、11月1日、8日、15日
毎週木曜日 19時〜20時30分
会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「土佐学のすすめ」 −たまるか! 土佐が はみかえる−

講座名 「土佐学のすすめ」 −たまるか! 土佐が はみかえる−
講座の内容
私たちが暮らしているこの「土佐」には、本来、素晴らしいものが沢山あります。それは、文化(伝承文化)であったり、産業資源(お茶、お酒、紙、お魚など)であったり、人であったり、また自然景観(足摺岬、四万十川、太平洋、四国カルストなど)であったりします。地域づくりは、まず私たちが暮らしているこの「土佐」を良く知り、土佐に誇りをもつことから始めなければなりません。土佐に暮らしている人々が全員で、土佐を理解することから始めなければなりません。
土佐に住む私たちが、この土佐で喜びと希望を持って力強く生きていくためには、そのような人を育てる「新しい学問」があって、それを小さいときからしっかり学び、身につけていることが大切です。そこで私たちは、すでにつくられ、存在する貴重な知や技をまとめるとともに、新しい知や技を発掘・創造し、さらにそれらを人々に伝えていく方策を求めいこうとしています。「土佐学」とは、土佐で生活する人々、土佐を愛する人々に喜び・希望・活力を与える知や技のまとまりです。是非、一緒に「土佐学」を学んでみませんか。

第1回 「人生を10倍豊かにする! 土佐人のための土佐酒活用法!」竹村 昭彦
第2回 「温故知新−土佐の暮らしデジタルアーカイブの試み−」大野 加惠
第3回 「土佐・高知におけるくらしと地方自治」水谷 利亮
第4回 「土佐を元気にしている総合型地域スポーツクラブをもっと元気にする」清原 泰治
第5回 「土佐備長炭の未来をひらく青年たち」宮川 敏彦

協力:「土佐学協会」 http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/

講師

竹村 昭彦、大野 加惠、水谷 利亮、清原 泰治、宮川 敏彦(講師)
坂本世津夫(コーディネーター)


竹村昭彦  司牡丹酒造株式会社代表取締役社長
大野加惠  有限会社生活創造工房代表取締役
水谷利亮  高知短期大学准教授
清原泰治  高知女子大学教授
宮川敏彦  農山村文化研究家

坂本世津夫(さかもと せつお)コーディネーター
高知大学国際・地域連携センター教授(生涯学習部門長)
「地域産業おこしに燃える人」(内閣官房・経済産業省)
「地域活性化伝道師」(内閣官房)

日程 10月30日、11月6日、13日、20日、27日
毎週火曜日 19時〜20時30分
会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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高知大学金融講座
今から学ぼう!「金融と資産運用について」

講座名

高知大学金融講座  今から学ぼう!「金融と資産運用」について

講座の内容
第1回「自分でお金を守る時代に」
・戦後の経済復興、高度経済成長
・最近の景気情勢
・私たちが直面する課題
・自分のことは自分で守る時代へ
第2回「お金の流れと変化の兆し」
・お金に関する話
・お金の流れの変化
・構造的変化の背景
・高まる直接金融の位置づけ
・これからの金融資産 ・・・最近の変化
第3回「暮らしとお金」
・暮らしとお金 ・・・ライフプラニング
・暮らしにかかるお金 ・・・セカンドライフの費用
・暮らしを支えるお金 ・・・セカンドライフに備えて、公的年金
・暮らしの設計 ・・・ライフイベント表、キャッシュフロー表
第4回「金融商品の基礎知識」
・株式、債券、投資信託について
第5回「自分のマネープランを立てる」
・金融商品の選び方 ・・・3つの基準
・金融商品の組み合わせ方
・自分のマネープランを立てよう ・・資産形成期・退職準備期・退職後
講師

近藤 隆 (こんどう たかし)


近藤 隆 (こんどう たかし)
野村證券株式会社 投資情報部 証券学習開発課次長
ファイナンシャルプランナー

昭和23年9月生まれ (平成19年7月現在 58歳)
昭和47年3月 中央大学法学部卒業

昭和47年4月  野村證券株式会社に入社
以降支店や本社に勤務
昭和58年11月 平塚支店支店長
昭和61年11月 高槻支店支店長
昭和63年12月 本社事業法人部
平成15年 6月 日本証券業協会 証券教育広報センターに出向
平成18年 7月より 現職

現在、金融・証券知識の普及のために、全国の地方自治体や教育委員会などが主催する「市民講座」、「シルバー大学」や大学で学生向けの講座を担当している。一方、各都道府県警察本部、自衛隊など、公務員の皆さんを対象の講演会で講師を勤めている。
日程 10月3日、10日、17日、24日、31日
毎週水曜日 19時〜20時30分
会場 高知大学 朝倉キャンパス
受講料 6,200円

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「家庭園芸を楽しもうIII」

講座名 「家庭園芸を楽しもうIII」
講座の内容
第1回 10月13日「野菜のはなし」 福元 康文
野菜や花、果樹を上手く育てるワザは、経験の積み重ねによって上達するものです。プロの農家の人でも、多くの失敗を重ねながら腕を磨いていくものです。あらかじめ理論的なことをすべて知っておかなければはじめられないというものではありません。うまくなるコツは失敗を恐れずにはじめることです。まずは挑戦してみましょう。
これから家庭菜園を始めたい方に、これだけは知っておきたい「野菜の基礎知識」について説明するとともに、実際に栽培を体験します。
作るものは生命体であり、植物を育て収穫を体験することで、癒しと喜び、さらには明日への活力が養われます。

第2回 10月20日「日本の果物“カキ”の魅力・甘ガキ品種、渋ガキ品種の特徴などについて」 長谷川 耕二郎
日本ではカキは果樹の中では4番目に多く生産されている伝統的な果物で(1番ウンシュウミカン、2番リンゴ、3番ニホンナシ、5番ブドウ)、高知県の落葉果樹ではニホンナシに次いで2番目に多く(26%)生産されています。
本講義ではカキの果樹としての魅力を特に、カキ果実の健康食品としてのすばらしさを中心に説明するとともに、主要な甘ガキ品種、渋ガキ品種の特徴と品種改良により最近普及してきた‘太秋’などの有望甘ガキ品種を紹介する。また、カキには雌花、雄花及び両性花があり、主要な品種には雌花だけしか着生せず、種子の形成には雄花着生品種の花粉が必要であることなど栽培重要事項なども説明する。

第3回 10月27日「蘭のバイオの技術の基礎」 島崎 一彦
植物バイオ技術が進歩し、以前は高級でなかなか手に入らなかった蘭もいまや身近に楽しむことができるようになりました。また、現在は自然では絶滅寸前の蘭もバイオの技術によって貴重な遺伝資源を保存することが可能になってきました。
講義では蘭のクローンはどのようにして短期間に大量に生産できるのかを培地の話や無菌操作の基礎技術から、プロトコームとよばれる特別な器官のはなしなど を紹介するとともに、昆虫を誘うためにおもしろい形態をもっている蘭の花のしくみや交配のしかたなどを、国内外の蘭の話題を交えて紹介します。

第4回 11月10日「果樹をコンパクトに育てよう−家庭園芸に適した果樹栽培法」 尾形 凡生
多くの果樹は,自由気ままに育てると樹高3〜10mあるいはそれ以上の大木になります.こんなに大きいと果実に手が届かないし,日当たりが悪くなるし,かさばるし,いいことがないですね.大きくなろうとする樹を,整枝・剪定,接ぎ木,環状はく皮,根域制限,農薬散布などの方法を駆使してなだめすかし,できるだけ低めに育てる... ベランダや庭先栽培にも応用可能なさまざまな果樹の樹体管理技術について,その生理学的背景とともにわかりやすく解説します.

第5回 11月17日「くだもの野菜を作ってみよう」 山根 信三
野菜の中でも好き嫌いが分かれるトマト。人によっては、トマト独特の青臭い臭いが鼻につくみたいです。それでも近年、全国各地で生産されるようになってきた果物のように甘味の強いトマトは、多くの消費者に大人気で、市場でも高値で取り引きされていて、安々とは私たちの口に入らないぐらいです。そこでこの甘いトマトはどうやってできるのかについてお話して、実際に自分でトマトを栽培して甘いトマトを作ってもらおうかと思います。そのほか意外に嫌いな人が多い パイナップル。話を聞くと、食べた時、のどがイガイガしてだめだといいます。でも完熟のものは、とても甘く、芯まで食べられて、そんなことはありません。 ただ残念なことに本当の完熟果は、産地でしか食することができません。どうしてなのかをお話して、栽培にもチャレンジしてもらおうかと思います。

注意事項等 ※定員35名
外での見学・実習もありますので帽子を持参してきてください。

講師

講 師:福元 康文、長谷川 耕二郎、島崎 一彦、尾形 凡生、山根 信三
コーディネーター:福元 康文


福元 康文(ふくもと やすふみ)
高知大学農学部暖地農学科教授,博士(農学).
専門分野:蔬菜園芸学
研究テーマ:野菜の成育生理に関する研究、野菜の生理障害に関する研究、野菜の養液栽に関する研究、野菜の高品質化に関する研究
長谷川 耕二郎(はせがわ こうじろう)
高知大学農学部暖地農学科教授(農学博士)
専門分野:果樹園芸学
研究テーマ:果樹の開花・結実および果実発育に関する研究(主としてカキ)
島崎 一彦(しまさき かずひこ)
高知大学農学部暖地農学科准教授(農学博士)
専門分野:園芸学(野菜と花)
研究テーマ:園芸植物の生長制御,蘭の組織培養による増殖,植物ホルモン
尾形 凡生(おがた つねお)
高知大学農学部附属暖地フィールドサイエンス教育研究センター准教授、博士(農学)                                
専門分野:果樹園芸学、柑橘学
研究テーマ:果樹栽培への植物ホルモンの利用,果樹の接ぎ木,土佐文旦の無核果実の作出など.
山根 信三 (やまね しんぞう)
高知大学農学部附属暖地フィールドサイエンス教育研究センター講師
専門分野:蔬菜園芸学
研究テーマ:果菜類の成育生理と整枝誘引方法,食品残渣の利活用,軟X線照射花粉利用種なし果実の作出

日程 10月13日、20日、27日、11月10日、17日
毎週土曜日 9時30分〜11時30分(2時間)
会場 高知大学 物部キャンパス IV-1-13教室(4号棟1階東端) ※開催日により教室が異なることがあります。
受講料 6,200円

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「スーパーてんくろう学」〜人生と社会の活性化戦略〜

講座名 「スーパーてんくろう学」〜人生と社会の活性化戦略〜
講座の内容
2005年10月、ロシア・ソユーズロケットによって国際宇宙ステーションへと飛び立った高知酵母が、去年と今年の春に「土佐宇宙酒」を誕生させました。次いで2006年3月に微細藻類マイクロアルジェ、乳酸菌と高知県産酒造好適米が宇宙に旅立ち、昨年は「宇宙ヨーグルト」が誕生し、今後は「宇宙ワイン」や「宇宙米」で仕込んだ「土佐宇宙酒」が登場するようです。

これらの様々な活動は、つくばの宇宙航空開発機構(JAXA)を支援して宇宙ステーション計画を進める有人宇宙システム(株)の協力を得て、高知県の有志による「高知県宇宙利用推進研究会」(通称「てんくろうの会」)が、高知県の産業の活性化を目指して2002年から行ってきました。宇宙と宇宙での生活を夢見ながら、高知の地場産業の発展に寄与できるアイディアや成果を生み出す活動は、新たな商品開発による企業化のような産業上の地域貢献ばかりでなく、地域の教育と大学の基礎研究に対しても大きな刺激と発展するチャンスを与えました。

様々な分野の人達が集い、様々な障害を乗り越えて実現したロマンは、さらなる壮大な夢を実現させる勇気とパワーを生み出します。昨年の「てんくろう学」に続いて今年は、異業種交流、産学官連携、地場産業、地域教育などのキーワードを結びつけながら、地元のヒト、技、暮らしと産業を活性化し、これからの高知の地上で輝く星を見つけ出すストラテジー(戦略)を考える機会として、「スーパーてんくろう学」を皆さんと一緒に作り上げようと思います。

第1回 「ストラテジー1.スーパーてんくろう〜異業種交流による地域の活性化」
鈴木 朝夫、日和崎 三郎
第2回 「ストラテジー2.高知大学と地域連携〜高知大学のスーパー産学連携」
受田 浩之
第3回 「ストラテジー3.未来の食品開発〜自然と健康と地域を守るスーパー食品」
吉澤 文次郎
第4回 「ストラテジー4.人と技術と微生物〜ミクロなスーパー生物と地域社会」
永田 信治
第5回 「ストラテジー5.宇宙による教育改革〜宇宙と高校生を結ぶスーパー科学」
山本 真行
第6回 「ストラテジー6.スーパー宇宙戦略〜国家の宇宙開発から民間の宇宙利用へ」
長谷川 洋一

注意事項等 ※開催回数は6回です。  定員20名

講師

高知県宇宙利用推進研究会
進行役:永田 信治(コーディネーター)
高知県宇宙利用推進研究会・会員
高知大学農学部農学科生命化学コース教授
学部長補佐(広報、高大連携、渉外担当)


鈴木 朝夫(すずき ともお)
高知県宇宙利用推進研究会・会長
前(財)高知県産業振興センター・プロジェクトマネージャー
元・高知工科大学副学長
日和崎 三郎(ひさわき さぶろう)
高知県宇宙利用推進研究会・幹事
パンパシフィック総合研究所(株)・代表取締役
受田 浩之(うけだ ひろゆき)
高知県宇宙利用推進研究会・幹事
高知大学農学部農学科食品科学コース教授
高知大学副学長、国際・地域連携センター長
吉澤 文次郎(よしざわ ぶんじろう)
高知県宇宙利用推進研究会・幹事
ひまわり乳業(株)・代表取締役
永田 信治(ながた しんじ)
高知県宇宙利用推進研究会・会員
高知大学農学部農学科生命化学コース教授
学部長補佐(広報、高大連携、渉外担当)
山本 真行(やまもと まさゆき)
高知県宇宙利用推進研究会・会員
高知工科大学工学部電子・光システム工学科・准教授
地球電磁気・地球惑星圏学会アウトリーチ部会メンバー
「サイエンス・カフェ in 高知」 実行委員会・代表
長谷川 洋一(はせがわ よういち) 
高知県宇宙利用推進研究会・支援
有人宇宙システム(株)総務企画部 企画課課長

日程 10月12日、19日、26日、11月2日、9日、16日
毎週金曜日 19時〜20時30分
会場

高知市内会場(「まちの駅」2F)
まちの駅(高知市帯屋町2丁目20番地)

受講料 6,200円