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高知大学人文学部・地域政策研究会

設立趣意書

平成19年11月28日
高知大学人文学部・地域政策研究会
代表 根小田 渡(人文学部長)

 経済のグローバル化、少子高齢社会の進展、地方分権の推進と地域格差の拡大など大きな社会環境変化の中で、地域社会の建設(地域づくり)を進めるためには、これからの地域社会のあり方を明らかにするとともにそれを具体化するための地域政策を考えていくことが重要です。しかも、この取り組みは、各地域社会の実情を踏まえて、各地域が主体的に行うほかありません。全国一律の画一化・定式化された地域社会モデルも地域政策も存在しません。高知は高知の方式を創造していくしかないと考えます。 そのためには、学識経験者、県市町村の行政関係者、地元産業界の関係者、NPOなどでボランタリックに地域づくりに取り組む人々、等々が協働して地域社会と地域政策について研究を進める場が不可欠ではないでしょうか。

 今日、持続的な地域社会の発展を推進するためには、経済のみならず文化など幅広い側面から地域の固有性(他地域にはない強み)を再発見または創造して、それらを活かした地域開発を行うこと、地域社会がそれらを主体的に実行する能力(地域力)を開発することが必要だと言われています。これらを実行するためには、地域社会を経済、政治、社会、文化といった多様な側面から研究すること、そうした研究プロセスを通じて多くの人々が政策立案能力や実行力を高めて行くことが不可欠だと考えます。

 そこで、幅広い人々が参加でき、さまざまな視点で、これからの高知県地域社会を構想し、それを実現するための地域政策を考えていく場として「地域政策研究会」を設けることにしました。

 本会は、地域社会や地域政策に関して学びつつ研究する会にしたいと願っています。高知の地域政策を立案する場ではありませんが、さまざまな主体が立案する高知の地域政策を互いに研究する場となること、また最新の研究成果、地域政策動向、および最新の地域づくり活動事例などについての学習を深める場となることを目指しています。

 当面は、高知大学人文学部が「国際・地域連携センター」に協力を頂いて、月1回の定例会をベースに会の運営を担っていきますので、本会の趣旨に賛同される多くの方々の参加をお待ちしています。

第2回地域政策研究会ご案内
2008年1月18日
高知大学人文学部・地域政策研究会
事務局 上田健作

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、地域政策研究会創立記念講演にご協力頂きまして有り難うございました。お陰様で盛況のうちに研究会のスタートを切ることができました。

さて、第2回の地域政策研究会を下記の要領で開催致します。万障お繰り合わせの上、ご参加ください。なお、お手数ですが、資料等の準備の都合がありますので、参加ご希望の方は、下記連絡先メールまでお名前をお知らせください。

 記

日 時:2008年2月6日(水)18:00〜20:30(終了予定)
場 所:高知県庁本庁 2階会議室(東側エレベータ降りて左)

テーマ:
(1)「高知県社会貢献活動支援推進計画10年間の成果と課題」
  報告者:中村智砂 氏(高知県庁男女共同参画・NPO課チーフ)

*NPO課では、昨年度、平成10年度から10年計画で進めてきた、「社会貢献活動推進支援計画」の下で実施されてきた、NPO等による社会貢献活動の推進支援施策に対する評価を実施し、この10年間の成果と課題をまとめられました。今回は、その評価の勘所をご報告頂きます。

(2)書評:レスター・サラモン著『NPOと公共サービス』(ミネルヴァ書房)2007年12月。
 報告者:太田 こずえ氏(高知女子大学社会福祉学部助教)

*レスター・サラモンは、わが国のNPO活動に大きな影響を与えている米国(ジョンホプキンス大学)の研究者です。『米国の「非営利セクター」入門』(ダイヤモンド社)等の訳書ですでにご存じの方も多いと思います。

今回取り上げる文献は、米国における政府とNPOのパートナーシップについて歴史実証的な研究をまとめたもので、サラモンの最も重要な研究成果です。中村氏の報告と合わせて議論することは、高知県の社会貢献活動を理論的に位置づけ、今後を展望する上で価値が高いと思います。
地域政策研究会 第1回例会 創立記念講演会のご案内
平成19年11月28日
高知大学人文学部・地域政策研究会

地域政策研究会を創立(趣意書裏面参照)するに当たって、下記の要領で第1回例会を創立記念講演会として開催したいと思います。多くの方々のご参加をお待ちしております。

 記

日 時:平成19年12月14日(金)15:00〜17:00
場 所:高知県庁正庁ホール
講 師:札幌学院大学教授 河西邦人氏
演題「『地域開発』から『地域力開発』へ――北海道の地域政策動向を例に」
主催:高知大学人文学部・地域政策研究会


講師紹介
最終学歴 青山学院大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学
現職 札幌学院大学教授
社会的活動 特定非営利活動法人北海道NPOバンク理事、(財)北海道市町村振興協会調査研究会座長、(財)中小企業総合支援センター事業可能性評価委員会創業支援部会委員長、北海道過疎懇話会委員、札幌市CBによる商店街活性化事業選定委員、江別市行政改革推進委員会委員長、夕張市指定管理者選定委員会委員長、組織学会会員、日本経営教育学会会員、その他、函館市、北広島市、東神楽町、沼田町、ニセコ町の地域活性化に関わっている。
研究テーマ 社会は多様な組織で構成され、その組織同士の関係でもある組織間関係の形成と維持が、個々の組織の経営戦略として重要である。そうした組織間関係の戦略と、それが組織および環境へもたらす影響を、地方自治体、民間企業、NPOを事例から分析し、組織間関係の本質を明らかにしていく。
【問い合わせ先】(事務局)

地域政策研究会 事務局 上田健作(高知大学人文学部教授)
TEL 088-844-8224  
E-mail: kenueda@kochi-u.ac.jp