高知大学教育学部、南国市教育委員会と覚書交わす

西森南国市教育長と刈谷教育学部長(右)


 高知大学教育学部は、南国市教育委員会と相互に連携協力し高知県南国市の教育の充実・発展を目指すことを目的として、平成17年11月29日に「連携協力に関する覚書」を締結しました。
 南国市教育委員会とは、これまで教育委員会事業への教員派遣事業などを個々に進めてきましたが、今回の連携協力により、教員の研修、学校教育上の諸課題の解決等を、総合的・実践的に強化・充実させ研究及び活動を行なうこととしています。高知大学と南国市は、平成 14年11月に連携事業に関する包括協定を締結していますが、同協定に基づく教育に関する分野の具体的な共同事業を実施しようとするもの です。
 教育学部は、すでに土佐市及び高知市の各教育委員会と覚書を取交わしており、本覚書締結により高知県中央部に位置する市教育委員会 との連携が整い、地域間で相互連携したこれまで以上の緊密で活発な活動が期待されています。
 当日南国市庁舎において行われた調印式では、刈谷教育学部長と西森南国市教育長が互いに署名し覚書を取交わした後、記者会見に おいて刈谷学部長が「高知大学教育学部は、さらに地域との垣根を低くし、地域への“貢献”ではなく、互いに“連携”して地域の 子どもたちに何ができるか、共に考え進めていきたい。」と抱負を述べました。