高知大学 農林海洋科学部 大学院 総合人間自然科学研究科農林海洋科学専攻

教員情報(地域連携情報)

氏名

みうら おさむ

三浦 収
自己紹介
所属学系部門 総合科学系 複合領域科学部門 研究者情報
メールアドレス 高知大学研究者総覧
ホームページ http://www.cc.kochi-u.ac.jp/~miurao/index.html
研究紹介 海や川などに生息する無脊椎動物を対象に、これらの生物が織りなす共生や寄生といった生物間相互作用の仕組みの解明に全力で取り組んでいます。特に現在の研究の中心となっているのは、潮間帯に生息する巻貝と寄生虫の生態・進化についての研究です。このような研究を進めることで、生物進化を司る法則性を見つけ出したいと考えています。
研究がこのように生かされています。
また、生かされることを期待しています。
自然界は不思議に満ちています。なぜこれ程までに多様な生物が地球上には存在するのでしょうか?そして、それぞれの生物はどのような歴史を経て現在に至っているのでしょうか?その謎の一端を明らかにするための鍵を提供できればと考えています。
社会人を対象
とした講演
「生物の多様化メカニズム」

約40億年前、生命は単純な構造を持つ単細胞生物から始まりました。それが今日に至るまで多様化を繰り返し、単純なものから複雑な構造を持つ多細胞生物まで実に数百万を超える種が存在すると考えられています。それらの多様な種がどのようなプロセスを経て多様化してきたのかを紹介します。
高校生を対象
とした授業
「空飛ぶ貝」

中米パナマの太平洋側と大西洋側には非常に形の似た巻貝が生息しています。これらの巻貝の遺伝子を調べたところ、太古の昔に巻貝が大陸を飛び越えた可能性があることが分かりました。いつ・なぜ・どのようにして巻貝が大陸を飛び越えたのか、生態学・遺伝学・地質学を武器に謎の解明に迫ります。
小学生、中学生を対象
とした授業
「太平洋と大西洋の貝は同じなの??」

中米沿岸に生息する貝類を紹介し、そこから子供たちの生物進化への興味を引き出します。
キーワード 生物進化、生物多様性、種分化、寄生虫