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先輩たちの就活体験談
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・農学知識を活かした営業職への道
・多くの人の食生活を支えていきたい
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・持続可能な林業事業に憧れて
・"粘り強い"地域の防災を支えたい
・農で高知を盛り上げる!
公務員就職
・独学での公務員試験に挑戦
・土木設計で高知に恩返しがしたい
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・土木技術は人の命を守ること
・快適な暮らしのお手伝いしたい
・気持ち新たに法律の道へ
研究職就職
・機械化促進で、農業の現場を楽に
・夢だった日本酒酵母開発に挑戦
就活サポート体制
取得できる資格
石田圭祐
暖地農学コース4年(平成22年度)|静岡県出身|静岡県職員|4年在学時取材
Q 就職活動を始めた時期をおしえてください。
A 公務員試験の勉強を始めたのが大学3年の5月です。最初は公務員だけを志望していましたが、両親からのアドバイスもあり、年末から民間企業の就職活動も始めました。
Q どのような就職活動をしましたか。
A 子どもの頃から自然に囲まれて育ったので、花が好きで、大学でも花卉園芸学研究室に所属していました。そのため、地元静岡の農業振興、とくに花卉産業を盛り上げたいという気持ちがありました。公務員試験の勉強は本や参考書を購入して独学で進め、県の専門職・農業に内定をいただきました。民間については、静岡で農業関係に携わりたいという基本的な気持ちは変わらなかったので、何度か静岡に帰り、農業関連の企業を受けました。
Q 就活中のエピソードや苦労したことを教えてください。
A 民間企業の就活が始まった当初、面接で、思っていることが全く話せなかったことがありました。また、最初は履歴書を書くのも苦労しました。そこで、自分がどのような人間なのか、本当にしたいことは何か、真剣に考え直しました。その自己分析のおかげで、履歴書や面接でしっかり自分をアピールできるようになりました。面接を何度か経験し、内定をいただいた企業もありましたので、その後の公務員試験の際はとてもリラックスすることができました。僕にとって、民間企業にチャレンジしたことは、とてもプラスだったと思います。
ただ、面接のための交通費がかなりかかりましたので、その点は負担になりました。
Q 大学生活のエピソードを教えてください。
A 入学当初は、遠いところに来たという感じがありました。しかし住み始めてみると、気候がよく周囲の人もとても温かくてすぐに気に入り、大学生活を満喫できました。 大学生活での思い出は、室戸岬を目指して歩く室戸貫歩です。1年生のときは自分も参加し、2、3年生の時は後輩のサポートにまわりました。やり遂げたときの達成感や、サポートしてくれる先輩のありがたさが分かり、とてもいい経験になりました。
Q 就職活動について、後輩にアドバイスはありますか。
A 僕は、公務員試験については対策本を熟読して勉強しました。民間企業に関しては、最初のうち大学が開催するガイダンスに行っていなかったので、後になってとても後悔しました。ですから、活動が一人で手探りにならないよう、対策本をしっかり読んだり、大学が開催するガイダンスにきちんと参加したり、情報を集めるべきだと思います。
それから、自分が目指したい方向性を早めに決めるのがいいかもしれません。民間企業・公務員どちらに限らず、自分のやりたいと思う本筋がしっかりしていれば、就職活動はうまくいくと思います。
Q 今後の目標を教えてください。
A 静岡県の役に立てるよう、入社するまでに、農業の専門科目について基礎から勉強し直そうと思っています。そして、地場農産物の営業や研究、農家への指導などいろいろな経験を積んで、静岡県の花卉産業を発展させたいと思います。将来は、県外だけでなく、とくに県内の花の消費を盛り上げ、花が一番の県にしていきたいですね。