地方創生推進士が食品ロス削減食堂オープン

2020年9月23日

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高知大学農林海洋科学部4年生で、地方創生推進士の認証を受けている陶山智美さんが、農家などで余ったものや規格外になった食材を活用する食堂「おすそわけ食堂まど」を9月5日、香美市土佐山田町にオープンしました。

食品ロスを削減、生産者を応援する地産地消の拠点となり、SDGs(持続可能な開発目標)にも貢献する取り組みです。

陶山さんは鳥取県の農業高校時代に中山間農業に興味を持ち、高知大学進学後に狩猟免許を取得。そしてジビエや農業の生産者を囲むイベントを開く中で、食堂経営を思いつき、開店に至りました。

食堂は古民家カフェの閉店後に店舗を借り、主に木曜~日曜の18時~22時に営業中で、地元の農家や事業者から、無料か格安で譲り受けた野菜や米などを使った日替わり定食を提供しています。

卒業後は高知で就農し、自分で育てた野菜も食堂で使いたいという陶山さんは、今後弁当の宅配や子育て中のお母さんたちが働く場となることも目指していくそうです。

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次世代地域創造センター
電話:088-844-8293