◆医学部附属病院集中治療部の田村貴彦講師が日本集中治療医学会学術集会優秀演題賞を受賞しました

2021年3月5日

 医学部附属病院集中治療部の田村貴彦講師が第48回日本集中治療医学会学術集会(ライブ配信)において発表した演題「微小管保護作用を有するTrehaloseは酸化ストレスによるmitophagy障害を改善する」が、当集会において特に優れた演題と認められ、優秀演題賞を受賞しました。

 日本集中治療医学会は会員数が1万人を超える大きな学会で、今回の第48回学術集会もライブ参加者数が約6000名にも上りました。その中で、田村講師は医師5名が選ばれる優秀演題賞を受賞しました。

 

<研究内容>
集中治療領域で近年注目されている集中治療関連筋萎縮(ICU-AW)は、酸化ストレスによるmitophagy障害によって生じると考えられています。Mitophagy障害は微小管損傷により生じ、Trehaloseは微小管の合成能を促進し、mitophagy障害を改善することを筋芽細胞を用いて証明しました。微小管保護することがICU-AWの新たな治療ターゲットとなる可能性を示すことができました。

 

日本集中治療医学会のホームページはこちらから。

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