![]() |
四万十川産スジアオノリには,有性生殖をおこなう株と無性生殖のみおこなう株があり,それら有性株と無性株の分布は異なっていま
す.なぜそのような分布の違いが生じるのかを,生理学的および生態学的なアプローチによって解析を進めています.さらに,それらに知見に基づいて,天然スジアオノリの収穫量を上げるための方策を練っています
.
|
![]() ![]() |
![]() |
海洋深層水を利用して,希少価値の高い海藻を効率よく生産する方法を開発し,水産振興に寄与する研究を行っています.
|
![]() ![]() ↑室戸海洋深層水アオノリ栽培施設 ↑室戸海洋深層水で栽培され,商品化さ れたアオノリ |
![]() |
・ 生長速度が極めて高い海藻を選抜し,二酸化炭素固定を効率よくおこなって,新規のバイオマス生産技術を
提案する研究を行っています. ・ 海産動物の陸上養殖では栄養塩の蓄積が問題となりますが,海藻を利用して栄養塩を吸収させ取り除く新規の 方法を開発する研究を行っています. |
![]() ![]() ↑「ぷちも」=アオノリの集塊のこと |
![]() |
![]() 近年,水温上昇によりコンブ科のカジメおよび温帯性のホンダワラ類が衰退し,熱帯性のホンダワラ類の分布拡大が指摘されるようになりました.しかし,温度上昇がこれらの海藻類の生長にどのような影響を及ぼしているかはほとんど明らかにされてい ません. 本研究室では,室内実験やフィールド調査を行ない,海藻類の生長と温度との関係を調べています.また,分布変化の推移をより詳細に把握するため,継続的な分布調査も実施してい ます. |
|
|
当サイトに掲載の文章,画像,写真などを無断で複製,流用することは法律上禁じられています.
Copyright(C) 2009
Laboratory of Seaweed. All Rights Reserved.